ユーロ危機と固定相場制の欠陥

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ユーロ危機と固定相場制の欠陥

素人のひとりごと日記です。

(すべて正しくは専門家へ)

 

今日の日本経済新聞のSUNDAY NIKKEIに「糖質制限食是非巡り論争」とあった。


知り合いにも糖尿病になる危険のある人がいましたが、1年ほど前から分子整合栄養療法に
取組み症状の改善に成功している。

 

わたしは、めったにテレビは見ませんが、この間たまたまテレビを見ていたら
「主治医が見つかる診療所」で日記に何度か本をご紹介した栄養療法で有名な
姫野博士と江部先生が登場していた。

 

栄養療法は、健康にとてもよいので、テレビでも報道されることはよいことだと思う。

 

親戚に健康知識の豊富な女性がいて、ときどき本を貸してくれたりする。
(本を読むヒマなしのときも多く、時々ありがた迷惑のときもある・・・)

 

わたしが興味深く読んだ「食品の裏側」や免疫学で有名な安保先生の本なども
彼女から本を借りた。

 

「食品の裏側」はその後、書店で購入した。

 

あるとき、日記にも書いた分子整合栄養療法のサプリメントを紹介してもらった。

 

最初に紹介してもらったのは「風邪セット」(花粉セット)だった。

 

サプリメントと言えば、添加物も入っているものも多く
個人的には良いイメージを持っていなかった。

 

しかし、栄養療法のサプリメントは一般的なサプリメントと違い
品質が優れていることがわかった。
少なくともわたしは本物だと思った。

 

「風邪セット」は、分子整合栄養療法のドクターズレシピサプリメントのひとつ。

 

「ドクターズレシピサプリメントは、栄養療法を実践している医療機関での
症例と実績に基づいてパッケージされました。」

 

とある。

 

「分子整合栄養医学」は、コペルニクス的転回ともいうべきすばらしい

医学・治療法だとわたしたちは思っています。「分子整合栄養医学」は、

近い将来、医学の主流となるであろうと確信しています。


(「糖質革命」より引用)

 

「そんなことみんな知ったら、僕たちの仕事がなくなるじゃないですか~」(・o・)!

 

(近所のお医者さんの言葉より)

 

皮膚科専門医でも取り扱っているところがあるようです。

 

皮膚科では、同じくボトックス注射も取り扱っているところもありますが
ボトックス注射は、金融緩和と同じように強い副作用があるのでおすすめしません。
(個人的な考え)

 

まだ寒い日が続くので風邪の予防のために
免疫力向上に役立つオリーブ葉エキスの入った
「風邪セット」
(花粉症の辛さを軽減する効果もある。)

 

パソコンから目を守るために
「アイサポート」

 

頭がよくないので、賢くなるためにビタミンB群もはいった
「受験セット」

 

「受験セット」は受験生でなくとも飲むことはできる。

 

この分子整合栄養療法の3つのドクターズレシピサプリメントを飲むときがある。

 

体の中から元気が出てくるので、とても良いと思っている。
(特に風邪セットはお気に入りで常にキープしている。)
(単品では、ビタミンBの不足をカバーするためNBcompA、ナイアシン150をキープ)

 

薬のように副作用の心配もない。

 

しかし、天然の素材を使っているので、
値段が高いといった弱点もある。
(風邪セットは30袋で5,000円くらい)

 

全国の栄養療法を取り入れているお医者さんで購入できるが
取り扱っているドクターは、まだ少ないようです。

 

健康のために少々お金を使ってもよいと思う人には、
ひとつの選択肢になるかもしれない。
(もちろん、株式の個別銘柄のときと同じく、おすすめしている訳ではありません。)

 

日本の「お薬」中心の医療現場について疑問を持つ人は増えている。

 

(長期投資家で有名な澤上先生は製薬株は基本的には買わないと言っていた。)

 

「薬は毒の一面もある」

 

(元製薬会社に勤めていた方のお言葉より)

 

お隣の中国、韓国の医療現場について教えてもらうと参考になるかもしれない。
日本のように西洋医学が中心ではない。
韓国では西洋医学はあまり人気ないと聞く。

 

アベノミクスの規制緩和で医療制度の見直しを期待する声も聞くことがある。
アベノミクスの第三の矢にも引き続き期待したい。

 

・・・

 

先日、ある会社の経営者とお話をした。

 

キヤノン電子社長さんのお話を聞いてこられて、よかったので
その話をしてくださった。

 

(キヤノン電子株式会社は、埼玉県秩父市に本社を置くキヤノングループの一社)

 

聞いた話を簡単にまとめると

 

キヤノン電子の定期昇給は高卒8年間、大卒は4年間
その後は成果主義で昇給する。

 

ベンチャー企業で成功するのは8つのうち1つのくらい。
たいていは、資金がなくなってダメになる。


成功するためには、十分な自己資本が必要。

 

学生の採用は、その学校の上位5番までをとる。
それ以下では10番でも20番でもあまり変わらないことが多い。


5番より下になると「先着順」で採用してもあまり変わらない。

(これはジョーク?)

 

会社は、新規事業に進出したときに失敗しやすい。

 

タイの洪水では、とても苦労した。

 

他省略

 

(直接聞いていないので、内容は正確ではありません。)

 

話を聞かれた経営者の方は

 

「忙しいけど時間を作って行って、よかったよ~」(^_^)
「数々の修羅場をくぐり抜けてこられた方なので、オーラを感じたなぁ~」

 

とおっしゃっていました。

 

・・・

 

ユーロ危機と固定相場制の欠陥

 

素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは専門家へ)

 

欧州債務危機は問題を先送りしているだけで根本的な問題は解決していない。
世界のリスク要因のひとつとして、将来ユーロ危機の再燃はあるかもしれない。

 

欧州債務危機のような大きな問題を考えるとき、
その歴史を振り返ることは、必要だと思う。

 

ユーロ導入の歴史を簡単に振り返ると

 

1979年 欧州通貨制度(EMS)発足
1986年 単一通貨議定書調印 欧州通貨単位(ECU)創出

 

1992年 マーストリヒト条約:単一通貨ユーロの創設と三つの柱構造の導入が決定
    欧州連合(EU)が発足する
1999年 単一通貨ユーロ導入(銀行振替による帳簿通貨)

2002年 ユーロの本格的な市場流通開始⇒政治的な固定相場制の開始

 

2004年 ギリシャでアテネオリンピック開催される
2007年 リスボン条約:欧州連合の基本条約を修正する条約

 

2009年 ギリシャの粉飾決算が表面化する
2010年 欧州ソブリン危機

 

安全網の整備
EFSF(欧州金融安定ファシリティ)
ESM(欧州安定メカニズム)へ

 

2012年 ECB 国債の無制限購入を決定(OMT発動)

 

以前の日記に書いたように、

 

1989年11月2日

フランスのミッテラン大統領と西ドイツのコール首相との間で重要な秘密合意があった。

 

フランスは、強大国になったドイツの支配から免れたかった。
金融面でもブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)にはかなわなかった。
一方の西ドイツは、念願の東西ドイツを統一したかった。

 

西ドイツは、東西ドイツ統一を認めてもらう条件としてマルクを捨てて
統一通貨ユーロを選択することになった。
(当時のドイツのインテリ層は、今日の通貨ユーロの混乱を予想しており、
ユーロ導入には反対だった。)

 

重要な秘密合意の1週間後

 

1989年11月10日のベルリンの壁崩壊は、マスコミ向けのセレモニーにすぎない。
(11月2日にすべては決まっていた。)

 

当時のドイツ・マルクは

 

西ドイツと東ドイツでは
10:1の価値の割合だった。

 

これも以前日記で書いたように、統合前に東ドイツに行った人の話を聞くと
当時の東ベルリンの最高級ホテルのステーキは、硬くて食べられなかったらしい。
統合時の東ドイツは、まだ貧しかった。

 

1990年10月3日 ドイツ再統一

 

統合時、ドイツは、西ドイツと東ドイツのマルクを等価交換したので
東ドイツ人は急に金持ちになった。
旧西ドイツ政府による旧東ドイツへの投資も増加した。

 

ドイツはインフレになった。

 

そこで、ブンデスバンクは金融を引き締めた。

 

ERM(欧州為替相場メカニズム)によって欧州通貨と連動したポンドは
次第に過大評価されていくことになり、持続可能性を喪失していった。
(Wikipediaより引用)

 

イギリスは景気悪いのに、引き締めをした。
UKポンドは過大評価され割高になった。

 

ここで登場するのが
ジョージ・ソロス

 

有名なソロスのポンド売りへ

 

話は脱線しましたが、ドイツはユーロ導入時、東西ドイツ統一の後で経済は
混乱していた。ドイツは東ドイツを連れていたからボロボロだった。

 

逆に、スペインなどの南欧諸国は景気よかったので、有利な条件でユーロを導入した。

 

ユーロ導入時固定レート
(1ユーロとのレート)

 

スペイン・ペセタ  166.386
イタリア・リラ  1936.257
ドイツ・マルク   1.95583

 

だった。

 

ユーロ導入により、ユーロ圏は変動相場制から、固定相場制に変わった。

 

周知の通り、ユーロを導入してから、ドイツは持ち前の知恵と勤勉さで、
東西ドイツ統合時の問題も解決していき、競争力がますます強くなった。

 

反して、南欧諸国は必ずしも勤勉ではないので、ユーロ圏での競争に勝てなかった。


ユーロ導入から10年以上たって、通貨ユーロを使っている国々の経済状態が大きく
変わっているのに、今なおユーロ圏は固定相場制が残っている。

 

当然のことながら、大混乱が起き、現在に至っている。

 

固定相場制を変動相場制に戻すとしても、
大混乱することは歴史からも学ぶことができる。

 

ユーロ危機の大きな問題は、固定相場制を導入したときとファンダメンタルズが
大きく変わっていることにある。

 

ユーロ圏各国の財政収支ではなく、経常収支を見た方が
問題の本質を理解しやすいかもしれない。

 

ユーロ圏の固定相場制の本質的な欠陥

 

この一点を考えてもユーロ危機は容易に解決しないことがわかる。

 

ECBの金融政策にも限界が見えてきたとき
(金融緩和政策には、時間稼ぎの効果しかない。)

 

ユーロに残された道は

 

さらなる金融緩和で時間稼ぎをするのか
ドイツがすべて面倒をみるか
空中分解するか
新たな通貨制度が検討されるのか
それとも予想外のことが起きるのか

 

わかりません。

(今日明日起きることではありません。)

 

ただ、どちらにせよユーロ圏は、将来混乱する可能性はある。

 

小康状態にある、ユーロ危機の問題は解決していないことを再認識したい。

 

ユーロ圏の問題は、ヨーロッパの歴史を見ないとわからないことが多いと思う。

 

(おすすめの本)

 

証券会社の人も読んでいる有名な本
わたしの知る投資の成功者の本棚にもこの本がありました。

 

「ウォール街のランダム・ウォーカー」

 

バートン・マルキール

 

日本経済新聞出版社

 

2,300円+税

 

(投資の中級者以上の本だと思う。)


 

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