まはいさんのブログ
ブログ
ソフトバンク 楽天潰しの公算
「eコマース革命」
10/7に配信された動画です。
第1弾孫会長発表←Ustreamリンク
第2弾宮坂社長発表←Ustreamリンク
ヤフー体力平成25年3月期有報
連結合計
売上 3,429億円
営業利益 1,863億円
無借金
コンシューマ事業セグメント
売上 1,060億円 (30.9%)
営業利益 782億円 (42.0%) うちプレミアム会費330億円
「eコマース革命」で無料化、自由化により失う利益は限定的ということで良さそうです。
プレミアム会費を除くコンシューマ事業の営業利益は452億円だから、上の宮坂社長の発表どおり、年間60~90億円の営業利益減少で妥当です。
楽天体力平成24年12月期実績
連結合計
売上 4,434億円
営業利益 722億円
有利子負債 3,060億円
楽天市場および楽天トラベル
売上 1,451億円 (32.7%)
営業利益 759億円(105.1%)
ヤフーのコンシューマ事業より楽天市場と楽天トラベルの合計は391億円多いです。
ヤフーがプレミアム会費の下駄を履いている点を考慮すると、売上高と営業利益がほぼ2倍の規模です。
ところが、楽天は多大な赤字事業を抱えており、連結すると営業利益が減ってしまいます。
つまり、楽天は楽天市場と楽天トラベルを収益の柱にしているため、ここを攻められると厳しいはずです。
楽天潰し
楽天が大赤字の電子書籍事業と多額の有利子負債を同時に抱えてしまったところで、それを待っていたかのようにヤフーが攻め込んだ感じです。
楽天は、ヤフーに対抗しようにも財務制限で動けないはずです。
反則ではありませんが、かなりえげつない攻撃だと思います。
ソフトバンクが敵でなくて良かったです。
楽天の反撃余地
本丸の楽天市場を防衛するために、電子書籍事業などを売却するしかないと思います。
大赤字事業を抱えての対抗値下げは限界があります。
楽天市場が急激に業績悪化することは考えにくいですが、楽天オークション、楽天トラベルの順に赤字化すると予想します。
すると、楽天証券を除くインターネット金融にも負の影響が及びます。
いっそ早めに身売りしたほうが良い気がします。
NTTなら楽天を買うでしょうけど、社内公用語を日本語に戻すことになります。
amazonの壁
ヤフーが楽天を叩き潰すと予想しますが、それでもamazonには及びません。
面白いのでヤフーに投資しようかと考えましたが、様子見です。
-
関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) 楽天グループ(4755) LINEヤフー(4689) -
タグ:
ミセス・ラベンダー さん こんばんは
「もう数年は楽天の優位性が変わらない」と、ヤフーが言っています。
ご安心ください。
楽天は囲い込みのためにポイント還元を続けると予想します。
ただ、ネットでの囲い込みは必ず失敗するようです。
GREEやDeNAも囲い込みを突破されましたし。