ビデオシーバー

[moroboshidanさん]

ＳＦ特撮の名作「ウルトラセブン」には、いろいろな未来グッズが登場しますが、その中で最も人気のあるもののひとつが、腕時計型の通信機ビデオシーバーです。

ウルトラ警備隊ビデオシーバーのレプリカモデルを通販で購入すると、その価格はなんと６万円を超えています。Iphoneでさえ、新品で５万円程度から買えるのに、通信機能も時計機能もないレプリカが６万円とは、常識を超えた価格設定です。

さて、ビデオシーバーの機能は、「携帯できるテレビ電話」です。そこで、今回は携帯電話会社（キャリア）を検討します。

 

大手３社のシェアは、今年６月の契約数では

 

１位　ドコモ　４６％

２位　ａｕ　２９％

３位　ソフトバンク　２５％

 

となっていますが、５年前は

 

１位　ドコモ　５２％

２位　ａｕ　２８％

３位　ソフトバンク　１９％

 

でありました。順位こそ変わりませんが、ソフトバンクはiphone発売後にシェアを伸ばしています。ａｕも、iphone発売前は、一時、シェアを落としていました。このたび、ドコモがiphone発売を発表しましたので、一気にシェアの回復が期待できます。

 

投資指標です。

9433　KDDI(au)　ROE10.7　PER11.7　PBR1.74

9437　ドコモ　ROE9.1　PER13.4　PBR1.26

9984　ソフトバンク　ROE18.4　PER14.0　PBR4.92

 

9437は、いい具合に出遅れ感がありますね。それにしても、ビデオシーバーでは、テレビ電話以外の使い道を見た記憶がなく、今のスマホの方が、メール、ゲーム、音楽、おサイフ等の機能があり、はるかに多機能です。現実は空想よりも奇なり。

 

投資判断は自己責任で。