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リサーチ会社のお仕事


決して、すべての会社がそうなわけではないが、リサーチ会社は、残業が多い。非常に多い。原因は何となくわかっているが、なかなかうまく脱することができない。リサーチ会社、市場調査会社、マーケティングリサーチ会社、ネット調査会社、さまざま呼び方あれど、だいたいやっていることは同じだ。クライアント(主に一般企業や官公庁)からのオーダーで、一般生活者にアンケートやヒアリングをして、情報収集する。収集した情報は加工してクライアントが利用しやすいようにし、納品される。集計表や調査報告書だ。主な具体的な業務の流れは、下記が一般的だ。 1.クライアントからの相談・引き合い 2.依頼に基づき、調査の設計 3.依頼に基づき、調査票の作成 4.調査の実施 5.調査結果の集計 6.報告書の作成・納品全部を一人でやる会社もあれば、1~6をすべて異なる人が行う会社もある。4の調査の実施、しかやらない、という会社もあれば、4はやらないで、さらに外部の調査会社に依頼する、という会社もある。まあ、ほんとさまざまです。私が所属するのは、インターネット専門の調査会社。なので、基本的には所属するアンケートモニターに対し、インターネットでアンケートを行う。インターネットを使っていれば、あちらこちらに「モニター募集」とのバナーが貼ってあるし、実際、モニターになっている人も多いだろう。
 主な仕事は、上記の3.と6.だろうか。調査票の作成とレポートの作成だ。1.2の調査商談や調査企画が本当は好きだし、現在の会社に転職する前は、主にそういった仕事をしていた。けれど、現在の会社は、営業部門が充実しているので、あまり役割は求めれていないようだ。会社は選べても、仕事が選べないのがサラリーマンなので仕方無いが、今は、なるべく1.2に仕事をシフトするように、業務自体を変えているところもある。積極的に営業について周り、企画者としてのプレゼンスをアピールするとか。正直、そういった仕事の方が向いていると思うんだけど、あまり理解してもらえいないのが残念です。
ちなみに、現在の仕事は「リサーチャー」と呼ばれております。実は結構恥ずかしいというか、ちょっと違うんだけど、という気持ちになる。「リサーチャー」というのは、統計学や数学に長けていたり、調査の基礎的な知識を有している、ようなイメージがある(実際はそうとも言い切れないのだけど)。どちらかと言うと、「リサーチプランナー」といわれる方が、なんか気持ちいいし、しっかりくる。
知らない人には、何の話か理解できないかもしれないが、簡単に言えば、「リサーチ相談員」みたいな役割だ。クライアントの悩みを聞いて、リサーチという手段を用いて、どのように解決したらよいか考える。うん、やっぱりこれがいいな。ちなみに、現在の仕事は、調査レポートを書くことが多いので、「レポーター」なんて言葉が良いのか(そんな職種はリサーチ業界には存在しないが。。なんか取材班みたいだ。)
よく「調査・リサーチの仕事してます」というと『探偵?』って思われることがある。探偵では無い。探偵とは全く違う。探偵と大きく違うのは、調査結果に“個人”が出てこない。出てきても「Aさんの場合、Bさんの場合」といった感じだ。探偵さんは、クライアントのために個人の情報を目的として活動するの対し、調査会社は、個人の情報を収集するのは、クライアントの課題解決のための手段であるということだ。 探偵会社 : 個人の情報を、収集するのが目的 調査会社 : 個人の情報を集めのは、他の目的を達するための手段
そんな感じではないでしょうか。ちなみに、生活者の超えを企業・団体にフィードバックし、より良いサービスや商品を提供するための潤滑油みたいな存在だと思っております。それが、調査会社の人間を支えるマインドかもしれません。だから、細かいところにこだわってしまうのかもしれません、社会貢献みたいな気持ちがどこかにあるのかもしれません。残業の言い訳にはなりませんが(笑)。
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