負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望130

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望130



先週末、ドル円が、96.20まで円高に振れた。



先週は、日銀の金融政策があった。政策発表後、ドル円が、値を戻すことなく、力なく、ドルが売られ、円が買われた。日経平均は、大幅に下げ、13600円で、その取引を終えた。だれがババをつかむのか?



おそらく、現状の相場展開をあらわすのに、最もぴったりとした言葉ではないだろうか。



FRBの緩和終了が、前門の虎であるならば、中国のバブル崩壊は、後門の狼ではないだろうか。



盆休みを前にしての、利食いか、あるいは、値を戻すことなく、じわりじわりと値を、削っていくのか。



今年は、荒れる10月となるのか。アメリカのサブプライムローンの破たんが、200810月であった。今年は、中国の理財商品の破たんで、大暴落となるのか。そろそろ、証券会社が、中国関係のレポートが出し始めており、また、アメリカの金融政策の転換点にも差し掛かっている。



そろそろ、凪いだ証券市場ではなく、波乱の証券市場が求められているように思える今日この頃である。相場には生贄が必要である。



生贄にならないように、気を付けたいところである。まだまだ、強気相場が続く可能性もあり、チキン相場の様相を呈するのか、株価が下落すると、不安に思ってしまうものである。



空売りと買いとで現状維持している状況である。いったん、すべてのポジションを解消してもよいのではないかと考えている。



株価が上がる銘柄も、いわくありげなものが多く、吊り上った後、しばらくして、下落する。株式相場というよりも、鉄火場的状況である。



豪ドルが、値を戻しているが、おそらく、利下げの後の、利食いであると考えられる。つまり、典型的な、材料出尽くしである。中国の指標関係は、無視してもよいのではないかと考えている。



豪ドルだけ、トレードしてもいいかなと考えているところである。



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