モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望129
週末の終値で、ドル円が、1ドル98.20になる。おそらく、7月30日のFOMCに対する動きと考えられる。ドル円だけでなく、ユーロドルでも、ドル安が進んでおり、最近、弱含んでいる、豪ドルでも、ドル安が進んでいる。おそらく、FOMC前の利益確定の動きと考えられる。
FOMCに焦点が当たっており、ECBの方は無視されているというところか。夏枯れ相場の、ドル安などとも騒がれている。
FOMCの後に、円安への戻りを試してくるのかが問題になる。おそらく、金融相場に衝撃を与えないように、金融を引き締めようとしているのであろう。次の議長は元財務長官のサマーズが最有力候補であるらしい。
さて、最近の為替相場の動きは、重要イベントの後に戻りを試すのではなく、その直前から、戻り始めるパターンが多く、戻りを試してくるのであれば、月曜の朝ではないかと考えている。
株は、月曜は、朝底ではないかと考えている。
中国の理財商品での動きもなく、短期筋の重要イベント狙いのトレードが続きそうである。巨大な経済的ショックがない限りは、上昇トレンドを描くのではないかと考えているところである。
<為替相場>
ドル円 97.20~101.20
ユーロ円 128.20~132.20
ユーロドル 1.3020~1.3320
FOMCが注目を浴びる中、どこに行ってしまったのであろうか、ユーロ崩壊の話題が、影を潜めている。ECBの相場を動かすインパクトが弱くなっている状態である。
来週は、日銀の金融政策もある。今週は、FOMCとECBとがあり、来週は、日銀である。そして、ご先祖様が戻ってくる盆休みである。
<株式相場>
日経平均 13800~14800
突然の利食い売りに注意である。
為替のチャートを見ていると、きれいなダブルマウントである。95.20までの、円高があるかもしれない。要注意である。