Abe_Reiji-2013さんのブログ
日経平均はグローベックスと中国株安、円高で上昇幅を縮める
こんばんは!
本日の東京市場は日経平均の終値が14,599.12円で前日比+92.87(+0.64%)と上昇して終えており、NYダウが7月12日と15日の晩に15,484.26ドルと7月12日比+24.34ドル上昇した流れを引継いだと見ることも可能ですが、円相場や香港ハンセン指数と上海総合指数の値動きの影響を受けてし過去日経平均先物の終値とは異なる結果となっており、実は中国などのアジア市場の影響を強く受けた形となっています。
本日も7月12日と同じく売り方が日本の取引開始前である日本時間8:30(シカゴ時間18:30)から日本時間8:45(シカゴ時間18:45)にシカゴグローベックスの日経平均先物を14,720円から14,620円まで約15分で100円という急落を生じさせています。
この時間帯の日経平均先物の売り材料となったのは、ほぼ同じ時間帯の8:30から8:42に1ドル100.07円から99.09円へ約1円近く円高ドル安になったことと、外資系証券会社の今朝の売買が最近続いていた数百万株単位から大幅に減少して僅か20万株の買い越しに留まったことと思われます。
こうした8時台後半の先物価格の下落を受けて、東証の日経平均の初値が昨晩のシカゴ日経平均先物の終値にさや寄せする通常のパターンとは異なり、朝の寄り付きの日経平均は9:00に約14,594.88円とそれよりも100円以上低くスタートし、本日の最高値が9:33の14,638.80円で、本日の最安値は14:01の14,588.88円と、日本時間8:45(シカゴ時間18:45)につけたシカゴ日経平均先物の14,620円が本日の上値の水準を決めた形となっています。
このようにシカゴ日経平均先物の終値へ接近することもなく終わりなりましたから、売り方としては株価を低めにする目的を果たせたといえそうです。
実は円相場は、東証の取引時間中で最も円高ドル安だった11:23で1ドル99.63円とシカゴ日経平均先物の終値の頃が1ドル99.86円から0.2円ほど円高ドル安だったに過ぎないのですが、日経平均の終値とシカゴ日経平均の終値を比べると約120円低い結果となっています。
前場を日経平均を中心に見て行くと9:10頃に先物が14,640円をつけたのを受けて9:10に14,632.80円、9:32に先物が本日の東証取引時間中の最高値14,660円をつけたのを受けて9:33に本日の最高値14,638.80円、10:18に先物が14,650円をつけたのを受けて14,634.19円と本日3回しかなかった14,630円を超える時間帯もありました。
しかし、香港と上海の市場が開いた10:30頃に14,620円を超えていたのですが、上海総合指数が日本時間11:15(上海時間10:15)に本日の最安値2,039.73、香港ハンセン指数が日本時間11:18(香港時間10:18)に本日の最安値21,212.45香港ドルを付けるなど軟調に始まったことを受けて、11:22には先物が本日の最安値14,560円をつけたのを受けて前場の最安値14,553.86円へ下落することになりました。
前場の引けの日本時間11:30(香港・上海時間10:30)には香港と上海が共に少し値を戻していたことを受けて日経平均も値を戻しましたが、朝の寄付きよりも低い14,570円前後に留まることになりました。
後場は寄り付きこそ前場の引けより少しギャップアップした14,593.80円で始まったものの12:47の後場の最高値14,602.19円の頃以外は一度も14,600円を超えずに終わるなど一段安の状況が続くことになりました。
前場が香港と上海の市場が開いた後に下落が生じたせいか、後場に香港と上海の市場が開いた時間である日本時間14:00(香港・上海時間13:00)に先物が再び本日の最安値14,560円をつけたのを受けて14:01に本日の最安値14,588.88円をつけるなど、中国株式市場の影響の懸念を感じさせる形となっています。
ところが、香港ハンセン指数も上海総合指数も日本時間14:00(香港・上海時間13:00)以降の後場は値を戻す形となりました。
香港ハンセン指数が日本時間15:04(香港・上海時間14:04)に21,366.61香港ドル、上海総合指数が日本時間14:56(香港・上海時間13:56)に2,063.50と共に本日の最高値に近い水準まで上昇したことを受け、14:20に先物が14,600円をつけて14:23に14,590.85円に、14:48の14,567.00円から終値の14,599.12円となり、朝の寄り付きとほぼ同じ水準で前日比プラスで終える形となっています。
なお、本日も先週末7月12日と同じく日経平均寄与度が最大となっているファーストリテイリングが35,300円で前日比-1,150円の大幅続落となって日経平均を引き下げているため、他の銘柄が日経平均の上昇率を上回る形となっています。
このような相場展開の結果、前日比で見た場合には日経平均は14,599.12円と前日比+92.87円(+0.64%)の上昇となりましたが、TOPIXは1,210.54で前日比+8.55(+0.71%)、東証1部時価総額が前日比+0.98%と共に日経平均の上昇率を上回り、東証1部は値上がり銘柄数901(51%)で値下がり銘柄数660(37%)と値上がり銘柄数が上回り、東証全体としては幅広く買われる形となっています。
また、JASDAQ指数が前日比+0.57%(JASDAQ TOP20が前日比-1.38%、JASDAQスタンダードが前日比+0.47%、JASDAQグロースが前日比+2.94%)、マザーズ指数が前日比+3.82%(前日:2.56%)となっていますから、小型株・新興株についても全体としては上昇していますから大型株から小型株まで幅広く僅かながら値上がりが生じた形となっています。
なお、売買代金で見ると、東証1部が前日の2.29兆円から本日が2.32兆円と大型株は薄商いの状況が続いています。
また、小型株や新興株が主体のJASDAQはスタンダードが前日の724.44億円から本日が614.66億円、グロースが前日の248.64億円から本日が360.64億円と小型株や新興株も同じように薄商いの状況が続いています。
この後はいつもと同じく中国株やシカゴグローベックスの動きと、定点観測的に見ている主要銘柄を見てまいりましょう。
こんばんは!
私も消費税を一気に上げるのは、景気が悪くなるし、それによって税収も減少するから、何のための造成かわからず、みんなが不幸になるだけと思います。
浜田さんの方が内閣のメンバーや財務省よりも経済のことが良く判っているのは明白ですね。
頑張って首相を説得してもらいたいものです。
浜田さんが消費増税最初2%UPで1%づつ5年ぐらいかけたあげたらという。
これは住宅なんかに効いてきそう。
はっきり言って、大阪なんて多すぎまたひどいことになる。
東京、名古屋、横浜は安心して買える。
人口増やさないと。
不動産大手3社共に日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①朝の寄り付きの初値と大引けの終値が共に前日比プラスとなった
②10:55前後に本日のほぼ最安値をつけた
③朝の寄り付き直後の数分間で一気に急落し、本日の最安値をつけた
三井不動産と三菱地所は初値よりも終値が高くなったのに対して、東急不動産は横ばいという違いがあります。
その一方で、三井不動産と東急不動産は大引けの出来高が朝の寄付きよりも多くなって本日最大となり、最後の株価の攻防が行われたのに対して、三菱地所はその対象とならなかったという違いもあります。
三菱地所の方が東急不動産よりも著名で大きな代表的な不動産銘柄にも拘らず、本日の最後の攻防の対象として大引けでの出来高が最大とならなかった理由は不明です。
メガバンクについて見てみると、3行には次のような共通項があります。
①朝の寄り付きの初値も終値も前日比プラスとなった
②朝の寄り付きの出来高が本日最高となった
③13:57から58に本日の最安値をつけた
三井住友と三菱UFJは共に朝の寄り付きの初値よりも終値が若干低くなって後場が一段安となっているのに対して、みずほは初値と終値がも同じと成っていて後場もほとんどの時間帯が10:30以降同じ水準となっているという違いがあります。
また、みずほは普段はザラ場の中で最大の出来高を記録することが多いのですが、本日は朝の寄り付きの出来高が最大となっており、その点がいつもと異なっています。
電機メーカー3社は朝の寄り付きの初値より終値が僅かに低くなっている点が共通しています。
しかし、日立は14:45頃から大引けまでの間に662円から666円へ+4円(0.6%)上昇と、日経平均の最後の上昇と同じように値を戻しましたが、ソニーとシャープにはそうした動きは見られません。
ソニーは9:10に2,219円まで上昇した後はほぼ右肩下がりに値を消して、終値が初値の水準へ戻っており、上昇して戻った日立とは逆の形になっています。
また、シャープは前場よりも後場の方が一段高となっており、日経平均の値動きとは逆の形になっています。
なお、日立は大型主要株として大引けでの平均株価を巡る攻防の対象となったようで、大引けでの出来高が朝の寄付きよりも多くなって本日最大となっています。
自動車メーカー3社は次のような共通項があります。
①朝の寄り付きの初値も大引けの終値も前日比プラスとなった
②9時台半ばに本日の最高値となった
③14時台半ばに本日の最安値となった
ただし、終値で見るとトヨタは6,460円で前日比+50円(約0.8%)、マツダは442で前日比+6(約1.3%)と日経平均の上昇率を上回ったのに対して、ホンダは3,810で前日比+5円(0.1%)と下回る形と成ったという違いがあります。
また、本日の最大の出来高となったのは、トヨタが朝の寄り付き、マツダが9:30過ぎの最高値をつける直前の上昇した時間帯、ホンダは日経平均寄与度が高い銘柄らしく最後の攻防を行う大引けと3社3様となっています。
日経平均寄与度が比較的高いことで知られるほかの3社を見てみると、次のような共通項があります。
①朝の初値が前日比プラスとなった
②大引けの出来高が朝の寄り付きよりも大きくなって、最後の攻防の対象として売り方と買い方が激しく売買を行ったと推測される
③日経平均が14:48の14,567.00円から終値の14,599.12円へ29.12円(約0.2%)値を戻した際には、それ以上に上昇して値を戻すのを牽引した
京セラは朝の寄り付きの初値が11,100円で前日比+140円で、終値が11,170で前日比+210円となっており、終日日経平均の上昇率を上回り続け、日経平均の上昇を牽引する形となっています。
これに対して信越化学は初値も終値も同じく6,990で前日比+70円となっており、日経平均の上昇率を少し上回り、日経平均の上昇を少しだけ牽引する役割を果たしています。
一方でホンダは初値も終値が前日比プラスであったものの、特に日経平均の上昇率を上回ったわけではない点が京セラや信越化学と異なっていて、日経平均の足を引っ張る形に終わっています。
いつもの様に日経平均寄与度の大きい代表銘柄であるファーストリテイリングとファナックを見て行こうと思います。
日経平均寄与度が最大となっているファーストリテイリングは、業績が想定以下に終わったことの影響が続いているようで、終値で前日比-1,150円と7月12日の前日比-2,250円と大幅続落なっており、本日もいつもと違って日経平均を押し下げて大きく足を引っ張る形となっています。
もっとも、朝の寄り付きは35,750円で前日比-700円で始まっていますから終値よりも下落率は低く、日経平均が前日比プラスで推移していたことに影響されたのか9:04には36,450円と前日比横ばいへ値を戻すなど9:30頃までは比較的堅調に推移していましたが、結局は前日比横ばいとなったのが本日の最高値として基本的に右肩下がりになってしまっています。
これに対して、ファナックは朝の寄り付きが15,320円と前日比+120円でスタートし、9:01に15,340円をつけたのが本日の最高値最高値、その9分後の9:09に15,200円をつけたのが本日の最安値となっており、若干の上昇と下落はあったものの、おおむね安定して前日比プラスと日経平均の上昇を牽引する役割を果たしています。
ただし、日経平均が14:48の14,567.00円から終値の14,599.12円へ29.12円(約0.2%)値を戻した際には、ファーストリテイリングは14:46の35,000円から終値の35,300円へ300円(約0.9%)値を戻したのに対して、ファナックは同じ頃に15,280円から終値の15,260円へ逆に下落しており、この時間帯だけで見ればファーストリテイリングが日経平均の上昇を牽引し、ファナックが足を引張っており、前日比とは逆と形となっています。
また、両銘柄共にいつもの様に大引けでの出来高が朝の寄付きよりも多くなっており、本日も最後の日経平均を巡る攻防の舞台となったようです。
明日の東京市場に大きな影響を与えそうなドル円相場、シカゴグローベックスの日経平均先物とNYダウ先物の東証取引時間終了以降の動きを確認したいと思います。
円相場は16時頃から17:00時頃までの間に約99.9円から約99.5円へ約0.4円、19時頃から20時半頃までに約99.65円から約99.25円へ約0.4円と各々円高ドル安となり、急速に為替相場が変動しています。
この円高ドル安となった時間帯には、やはり日経平均先物価格が下落しており、日本時間16:25(シカゴ時間2:25)から日本時間16:45(シカゴ時間2:45)には14,610円から14,540円へ、日本時間19:30(シカゴ時間5:30)から日本時間20:30(シカゴ時間6:30)には14,580円から14,550円へ変化しています。
なお、日本時間22:20(シカゴ時間8:20)から日本時間22:40(シカゴ時間8:40)に日経平均先物14,610円から14,580円へ下落していますが、こちらは円高ドル安の影響ではなく、同じ時間帯にダウ平均先物が15,425ドルから15403ドルへ下落したことの影響と考えられます。
こうした値動きを見ている限り、明日の東京市場も円相場や海外株式市場の影響を強く受けることになりそうです。
東京市場に大きな影響を与えるとされる中国関連の主要株式市場といえる上海・香港の株価、シカゴグローベックスの日経平均先物の動きを確認したいと思います。
本日のシカゴグローベックスの日経平均先物は、先に述べた通り、ほぼ同じ時間帯の8:30から8:42に1ドル100.07円から99.09円へ約1円近く円高ドル安になったことと、外資系証券会社の今朝の売買が最近続いていた数百万株単位から大幅に減少して僅か20万株の買い越しに留まったことを材料に売り方が日本の取引開始前である日本時間8:30(シカゴ時間18:30)から日本時間8:45(シカゴ時間18:45)にシカゴグローベックスの日経平均先物を14,720円から14,620円まで約15分で100円という急落を7月12日と同じように生じさせているのが特徴的です。
これが本日の日経平均の上値の水準を決める形になっており、この時間帯のシカゴグローベックスの日経平均先物価格を確認しておくことは案外重要なことのようです。
昨日の上昇の反動からか前日比マイナスで始まり、上海総合指数が日本時間11:15(上海時間10:15)に本日の最安値2,039.73、香港ハンセン指数が日本時間11:18(香港時間10:18)に本日の最安値21,212.45香港ドルを付けるなど軟調に始まっています。
これを受けて、11:22には日経平均先物が本日の最安値14,560円をつけたのを受けて日経平均も前場の最安値14,553.86円へ下落することになりました。
その後は香港ハンセン指数と上海総合指数は、香港ハンセン指数が日本時間15:04(香港・上海時間14:04)に21,366.61香港ドル、上海総合指数が日本時間14:56(香港・上海時間13:56)に2,063.50と共に本日の最高値に近い水準まで値を戻したため、日経平均も値を戻すなど本日も取引時間中は香港と上海市場の値動きに左右される形となっています。
この様に朝の寄り付き前はシカゴグローベックスの日経平均先物に、取引時間中は香港と上海市場の値動きに左右される…といった風に、外部要因が日経平均の相場水準を決める傾向が続いています。