Abe_Reiji-2013さんのブログ
外国人投資家の買いが減少し、為替と中国株次第
こんにちは。
本日の前場の日経平均ははシカゴ日経平均先物の終値よりも100円以上低い水準で始まり、一度もその価格を超えない状態で終わっています。
為替相場はシカゴ日経平均先物の終値の頃より0.1円ほど円高ドル安になっておりますが、極端に変化したわけではありません。
しかし、今朝の外資系証券会社の寄り付き前の売買の観測によれば、僅か20万株の買い越しに留まり、最近続いていた数百万株単位の回顧氏から大幅に減少しています。
この点を見ると、長期投資を行う外国人投資家の買いが明らかに減少しつつあると見て良いでしょう。
そのことが本日の朝方の伸び悩みの要因と考えられます。
その後の10時過ぎくらいからの上昇幅を縮めた要因は、香港ハンセン指数の下落といった中国系株式市場の低迷と、為替相場がやや円高に振れていることと思われます。
後場もこの2つの外部要因が次第で、一段と値を消して、場合によっては終値が下落となるかもしれません。
もちろん、香港ハンセン指数などの中国系株式市場が反転上昇し、為替相場も円安傾向に反転すれば、後場が一段高となって終値が大きく上昇する可能性もあるので、どの方向へ向かうのか、2つの要素を確認することが必要と思われます。