kabukabumanさんのブログ
ユーロ危機再燃(最近の話題)
今日の東京市場は大方の予想通り、終日眠くなる様な展開でしたが
久しく低迷していた低位不動産株が軒並み急騰し
まるで東京五輪が決定したかの様なお祭り騒ぎでした。(正式決定は9月7日が濃厚です)
ご存知の様に低位不動産銘柄は債務超過あり、債務免除で生き延びている企業あり
キャッシュフローマイナイスありと、経営は冷や汗物でまさに自転車操業の典型です。
幸い異次元緩和という魔法で株価は定位置の倍以上を付けていますが
需給の波も大きいので高値掴みには充分気を付けたいところです。
因みに昨日と今日でポジションを少し落としました。
参院選までどうするかは週末の米雇用統計を確認して決めたいと思います。
ところで今日はNYが休場なので明日の東京市場も大きな動きはなさそうですが
このところユーロ圏では信用危機の再燃に繋がりかねない事象が相次いで起こっており
アンテナだけは高くして置くべきだと思います。
<抜粋:最近のユーロ危機再燃のニュース>
①S&Pによる銀行の格下げ
英バークレイズ A+ → A
ドイツ銀行 A+ → A
クレディスイスGP A → A-
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MPCUPU6JTSE801.html
②ユーロ圏の失業率12.2%(過去最大)
しかもパートは含まれていないことから不完全雇用を含めると雇用の実態は失業率以上に深刻。
また若年層の失業率が23%を超え、将来に夢を持てない若者が急増。
http://www.afpbb.com/article/economy/2947222/10831431
③ポルトガルの政治危機
長期国債の利回りが7%超え
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2013/07/104533.php
④イタリアの財政赤字悪化(第1Q)
対GDP比7.3%(前同は6.6%)
http://jp.reuters.com/article/economicNews/idJPL3N0FA1QP20130704
⑤世界の外貨準備高に占める割合が低下
25.1% → 23.9%
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE96101W20130702?rpc=122
⑥5月度ユーロ圏PPI低下
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE96108E20130702?rpc=188
Abeさんコメント有難うございます。
低位不動産株の台所事情は火の車ですから
当該企業にしてみれば異次元緩和様々みたいな一種の神頼み状態でしょうね。
しかし金利が思う様に下がらないので内心は冷や汗物だと思います。
結局アルデプロの様に債務免除を受けた上に
さらに増資を行って急場を凌ぐしか生き残る道はなさそうです。
それでも債務超過猶予期間中の原弘産がS高比例配分ですから
つくずく株は難しいと思いますね。
こんばんは!
確かに低位不動産株は危ないから安くなったのだから、再びバブル的になって高値掴みした物件を上手く高く売りぬけないと何時破綻するか判らないところが一杯ですね。
私は怖くて買えませんが、そうした銘柄を買って上手くタイミングを見て売り抜けたほうが手堅い銘柄より儲かるみたいですね。
それでみんな飛びつくのでしょうが、バブル相場が崩壊すると逆回転に注意が必要に思います。
アンテナを高くしつつ、上手くやってまいりたいものですね!