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ブログ

一癖も二癖もある作家の代表格

は山田詠美だと、林真理子は書いていた。

文壇の一部お偉方から林真理子は嫌われがちだったが、

山田詠美はオモロがられて一目置かれていたという。

 

若手では、三浦しをん他都合4名ほど、オモロイとして名前が挙がっていた。

 

★「野心のすすめ」

  林真理子著 講談社現代文庫 740円+税 2013.4.20.第一刷 2013.6.18.第五刷

 

ブログを材料として小説仕立てにするのには、

一人称→三人称で書くとイイ。(作中のどこかより)

 

小説よりもエッセイの方が、物書きは嘘を吐く。

小説の方が遥かに正直な自分が出てしまう。

私小説でもなく、それがたとえ伝記小説であっても。(P.110より抜粋)

 

妄想力とは、想像力よりもさらに自分勝手で、自由な力。

妄想は自分を引き上げてくれる力。

作家であれば物語を書けるし、

作家でなくたって、自分の人生ストーリーを紡ぎ出せるようになる。(P.176より抜粋)

 

挑戦してたとえ失敗したとしても、

世の中はほどほどの不幸とほどほどの幸福で成り立っていると

達観する知恵者の域にまで達することができれば、

もはやそれは「不幸」ではない。

野心の達人が至る境地といっていいでしょう。(P.181より抜粋)

 

書き手に回りたい人には、参考になる部分がさり気なくたくさん出てくる。

オモロイだけでなく、とても得した気分になった。

林真理子の直木賞作品も読んでみようと思う。

 

PS:喰わず嫌いは最悪だと思った瞬間。

   川上弘美も山田詠美も林真理子も、ひと口食べてみたらとても美味なのであった。

   表面の毒々しさに、オノノいてはイカンのだ。。

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