北海道電力 原発再稼働！株主総会出席

[まはいさん]

今日は持株が155,933円値下りしました。
今月の投資成績が三度目のマイナス運用転落です。

北電株主総会
10時開会、12時40分閉会、２時間４０分のうち２時間ほどは反原発株主が騒いでいました。

初の株主提案
非常にレベルの低い議案で粛々と否決されました。
他の電力会社では東日本大震災の前から反原発株主からの議案提出がありましたが、北海道電力ではようやくです。
逆に考えると、原発に寛容な土地柄であり、日本一の原発依存度も納得できます。
おそらく、泊原発の周辺に極めて人口が少ないためだと思います。
函館市が４０㎞圏内に入る青森県の大間原発の反対運動のほうが激烈です。

原発は必要不可欠
社長が繰り返し明言しました。
電気料金の値上げ申請も泊原発再稼働を見込んでおり、原発再稼働に最大の努力を図る旨を表明しました。

ＬＮＧ火力発電所は未着工
株主総会後に会社に確認したのですが、石狩湾新港に計画しているＬＮＧ火力発電所は経費節減のために計画を３年延期だそうです。
昨日の日記で北海道瓦斯が建設する石狩湾新港のエネルギープラントについて書きましたが、その隣の北海道電力の敷地は既に７年間放置されています。
ＬＮＧ火力発電所を建設すると原発が不要になる
太陽光発電をはじめ、再生可能エネルギー発電計画が北海道に集中したため、ＬＮＧ火力発電所を建設すると原発を再稼働する理由が無くなってしまいます。
なんとしても原発再稼働を実現するために、ＬＮＧ火力発電所を建設する訳にはいかないようです。

３年無配
原発再稼働に伴う安全対策費用、原発被害賠償負担金など、今期からの３カ年で平準化する計画のため、基本的に３年間無配と社長が答弁しました。

投資判断
この先３年間無配ですし、株式を持っている意味が有りません。
泊原発は再稼働するでしょうが、もとの原発依存度が日本一の業態に戻ります。
泊原発で過酷事故が起きる可能性が低いですが、南海トラフ地震で内地の原発で事故が起きたり、あるいは遠い国で原発事故が起きたりしても、今の世情では泊原発も停止することになる可能性が高いです。
配当も無くリスクは大きいです。
ハイリスク･ノーリターンなので投資する意味は有りません。

北海道瓦斯
北海道電力は原発再稼働のために石狩湾新港のＬＮＧ火力発電所を着工しません。
そうなると、その需要を見込んでエネルギープラントを建設中の北海道瓦斯への影響が気になります。
９月に北海道瓦斯と意見交換する機会が有りますので、その時に忘れずに質問しましょう。
それまで、北海道瓦斯も投資対象外です。