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綱渡りを続けている世界

素人のひとりごと日記です。
(正しくは、専門家へ)

 

先日、電車に乗って空いている席に座っていた。
ウトウトしていると、ご年配の男性(同窓会の帰りらしい)2人が私の前でつり革をもって

世界状況についておしゃべりをしていた。

 

世界状況について説明している方の声が大きいので
わたしは電車で寝るのをあきらめて話を聞くことにした。

 

「わしは、世界状況に興味がある。」
「今、世界で大変なことが起きているよ~」(・o・)

 

電車の中で聞くには、珍しい話だった。

寝たふりをしながら、話を聞いて勉強させてもらった。

 

世界状況のお話、参考になりました。
世界金融危機は、厳しくなる可能性があるらしい。

 

さて

 

○中国

 

中国についてもいろいろある。
(周知のとおりメディアでも報道されている。)

 

少し前のこと、ある顔見知りの証券会社の人と話をしたとき
中国のさらなる財政出動に期待していると言っていたので

 

「中国の財政状況はどうなのですか?」と聞くと

 

「わからない~」(^_^;)

 

と答えが返ってきた。

 

わからないものに期待しているのか・・・

 

と思って聞いていた。

 

中国の統計資料は、信憑性がないモノが多い。
その実体を理解するのは、難しいと思う。
中国経済が減速しているのは、事実でしょう。

 

○空売りリスト

 

証券会社から知人に頼んで毎月資料をもらっている。
一度、証券会社の方が間違えて空売りリストを渡された。


それ以来、空売りリストをもらっている。

 

それを見ると、これだけ空売りが入っているのか~と少々驚く。

 

リーマンショック以降、日本の個人投資家も空売りを覚えているので

空売り筋の動向をチェックするのも必要と思う。

 

空売りが一杯入っている銘柄は、買戻しがあるので意外と底堅いこともある。

空売りがたくさん入っている銘柄の中には「何かある」ときもある。

 

○中東情勢

 

高校の英語問題集のタイトルに

 

What’s  Happening in the Middle East?
Iran、Israel、the United State:The conflict(争い)continues

 

とある。

 

内容の意味がわかるかどうかは別として、高校生も勉強している。

 

イスラエルは、ウラン濃縮ベースで20%超えるとレッドカードだと言っている。

 

ウラン238(核兵器や原子力発電と関係する)は平和利用であれば
4%濃縮でよいが20%濃縮しているので核レベルになっていると見ることもできる。


イラン情勢の緊迫化により、イランがホルムズ海峡の封鎖を示唆していることは
報道でもあったと思う。

 

イランがホルムズ海峡を封鎖するのは難しいと聞くが、短距離ミサイルの配置は
可能とも聞く。(すべて正しくは、専門家へ)


万一、短距離ミサイル配置されると日本にとっても悩ましい問題になる。

この問題のリスクヘッジ銘柄として、ホルムズ海峡の外側に石油精製・石化プラントの
ある住友化学(4005)を参考銘柄として日記に書いた記憶がある。

(株式投資は、もしそうだとしても、その株を買ったら利益がでると言った
 簡単なものではない。いろいろある・・・)

 

実力のあるヘッジファンドは、この株買いと判断したとき、信用の整理をしてから
(株価を下げてから)買ってくるときもある。


また、相場全体の大きな流れを把握しないといけない。(簡単ではない)

 

これとは直接関係ありませんが、住友化学については、9月5日N新聞に
「液晶部材の中国生産白紙」の見出しで記事がありました。

 

個別銘柄では、住友金属鉱山(5713)も安いと思います。
他にも個別で見れば、安いと思える銘柄はあります。
日清紡H(3105)など財務内容が良い会社も多い。

 

しかし、上昇していているのは、今となってはカリスマ銘柄となっている
Fリテイリング(9983)や米アップルなど

高いと思える銘柄の株価が上昇している。

 

需給もあり、株式投資の難しいところです。

 

いずれにせよ、中東情勢の緊張は続いていると思う。

 

○長期投資家

 

長期投資家が株式を買うのは
基本は、よいモノが暴落したときだけです。
(または、大きく下げたとき)


年に数回チャンスは、あると思う。

 

○ヨーロッパ

 

慢性疾患だと思う。
なかなか治らない。

 

ECBは付利をゼロにしたので
欧州の銀行の経営も厳しいと思う。

 

域内では、ドイツ国債などにも資金が流れているようですが
債券バブルがはじけるとどうなるのか悩ましい状況になっている。
(今日あす起きそうなことを書いている訳ではありません。)

 

ユーロ解体プランは、ユーロ中核国ですでに議論されている様子。
その中には、一般的に言われているギリシャ離脱のシナリオもある。

 

そのプランの中になく、現実味をおびているのが
財政健全国フィンランドのユーロ圏離脱の可能性になる。

 

少し前、N新聞にフィンランド首相の記事が記載されていました。
ユーロに対して前向きなコメントはなかったと思う。

 

また、フィンランドの主な輸出先はドイツと違い北欧、ロシアが多く
ユーロ圏離脱のマイナス面が「比較的」少ない。

 

南欧の重債務国支援で国民一人あたりの負担の大きい
フィンランドの動向も気になるところです。

 

○QE3(量的金融緩和)について

 

今回のQE3は、その内容に注目されていた。


MBSの買取りになったので(米国債の買取りは温存したことになる。)
ファンドのドル換金売りも想定される。

 

たとえば、ヨーロッパでアメリカのMBSを保有しているファンドが、換金すると
ドル売りになる。QE3の前から、ドル安を想定した動きはあった。


金(ゴールド)価格も上昇していた。

 

日本の政策担当者もドル安円高を警戒して「円売り介入しますよ~」などといわゆる
口先介入している。単独で円売り介入すると短期的には、実弾の売りで円安に振れると
思いますが、マーケットに歪みを生じさせるので、その後円高を加速させやすい
難しい一面もある。国際協調介入であれば、効果はあると思う。
(くわしくは、為替の専門家へ)

 

仮にドル安になると、ドル建て商品価格に上昇圧力が加わる。

 

個人的な話ですが、好きな有機栽培のアメリカ産レーズンも同じ値段で
160gだったのが140gになって今度は120gになりそうな予感がする。
袋の大きさは一緒なので、中味がスカスカになっている。

 

・・・

 

ドル建て商品価格は、今回のQE3を想定して、ある程度上昇しているので
短期的には下がることもあると思いますが、上昇しやすい。


今回のQE3は、MBS買取りだったので米輸出企業を支援する

ドル安政策のメッセージを感じる。
アメリカの輸出も鈍化していたので理解できないこともない。

 

QE3⇒MBS買取り⇒ドル安⇒金価格上昇

 

金価格が上昇してほしいとは特段思っていませんが
このシナリオはあると思う。
(もちろんどうなるかわかりません。)

 

ここで、何度か日記に書いている豊島氏の金の手帖で
短期的な調整はあるものの
NY金2000ドルの「数字」を出されている。

 

サスガと思います。

 

(金投資について本当は難しい。興味のある投資家は勉強です。)

 

株式については、不透明要因が多い。

世界は危ない綱渡りを続けている。
不安定な状況が続くでしょう。


食料品価格の上昇も想定できるので

農業はこれからも大切になると思う。

 
 

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