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攻めの投資から守りの投資へ

素人のひとりごと日記です。

 

(これから日記を書くときがあれば短くしたいと思う。)

 

・・・

 

先月、顔見知りの個人投資家とお話をすることがあった。

商売がなかなか厳しいので資産の運用で
少しでもプラスになればとお話をされていた。

 

「何か良い(金融)商品はないかなぁ~」と聞かれたので

 

純金積立など良いと思いますよ~と答えると

 

「おもしろくない!」

 

(・o・)!

 

と言われてしまった・・・

 

○売り方の買戻し

 

欧州は債務危機が続いている。


最近の学校の英語問題集にも載っていた。
タイトルは「Too Much Debt」だったと思う。

 

それでも、政府高官は、8月には夏休みをとっている。

 

ファンドも夏休みに入る前にポジションを縮小するので
売っていたモノは買い戻す
買っていたモノは少し売っとくなどの動きがあったと思う。

 

スペインやイタリア株式の急上昇の場面も見ましたが
買戻しとしか考えられない。

 

ECB総裁の「なんでもやる」と言ったと言われるとするニュースで
売り方の買戻しを誘った。(その後いろいろあった。)

 

当時のECBの正式コメントは、ECB総裁はメンバー中銀と
コミュニケーションをしているといった感じだったと思う。

 

ユーロの空売りも相当入っているので

売り方も神経質になっているかもしれない。

 

経済専門誌などでも「買い」ではなく
「買戻し」と書いてあるときが増えたような感じがする。

 

市場関係者などから
欧州に対する過度の懸念が後退したなどと
聞くことがありますが、単なる買戻しだと思う。


(そこにCTAの高速トレーディングが参入し、振幅を増幅する。)

 

これから夏休みが終われば、どうなるかわからない。

 

○中国

 

欧州向け完成品輸出の多い世界の工場とも言われる
中国経済の減速が表面化している。

 

中国は、預金準備率や政策金利を下げているので
さらなる金融緩和が期待できると見ることもできるが
相当厳しいと見ることもできる。

 

中国の株式市場は規制が厳しいので金融緩和による余剰マネーが
キャピタルゲインを期待して不動産に行きやすい一面もあるかもしれない。

 

金融緩和によって中国経済が減速しているのに

不動産価格が上昇するような
奇妙な現象も起きる。

 

インフレの芽もあり中国政策当局の舵取りは
なお一層難しい局面を向かえる可能性はあると思う。

 

○中国株と空売り

 

中国の上海数と香港数とは重複銘柄は少なくない。(すべて正しくは専門家へ)

基本的には、同じ中国ではあるので
同じような株価の動きになってもおかしくない。

 

ただ、香港株は空売りの買戻しが結構あると推察される。
香港株の方が上昇しているときは、買戻しがたくさんはいっていると
イメージできるかもしれない。

 

上海総合指数と香港ハンセン指数を比較すると
少し参考になるときがある。

 

○LIBOR問題

 

周知の通りLIBOR八百長問題が表面化している。


私も、以前はLIBORを見ていたが
いつからともなくあまり参考にならないから見なくなっていた。

 

今回の問題は

 

なるほど・・・

 

と思うところがあった。

 

LIBOR問題は、各種デリバティブ取引に影響する。(難しい)
デリバティブ取引は、非常に高度で複雑な取引があるので
この問題で訴訟する方も損害を立証するのは、容易ではない。

 

信頼を失うのは早いが、信頼を回復するのは大変だと思う。

 

○証券会社

 

証券会社の話を聞きに行ったと言うご年配の投資家がいらっしゃった。

 

「どうでしたか~」と聞くと

 

「クーラーが効いていて涼しかったよ~」(^^♪

 

と答えられた。

 

「そうではなくて、内容はどうでした~」と聞くと

 

「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中に育つ
 楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えてゆく」

 

今は、懐疑の中に育つ段階なので

「株を買いましょう~」と言うことらしい・・・

 

もう少し論理的な説明はあったと思いますが
その方が印象に残ったのは
その話だったようです。

 

○的中

 

以前日記でおすすめしたことのある
豊島 逸夫氏の手帖を時々見ている。

 

中立の立場で書かれているので、金(ゴールド)投資家でなくても
勉強になる。(証券会社などではそれぞれのお立場がある。)

 

印象に残ったのは
7月24日の手帖

 

「それでも欧州高官は夏休み」

 

「投資家のパニック売りが一巡すれば、空売りなき市場には、投機買いしか残らぬ」

 

(手帖より引用)

 

個人的には、これも見て超短期的には
株は上昇するかなぁ~と思った。

 

空売りの買戻しと投機買いが終われば
株式市場は再び不安定な状況になる可能性がある。


(株のことを知らない人が買いだしたら、いったんの天井は近いことが多い。)

 

○ない袖は振れない

 

市場関係者などのコメントで政策対応や財政出動の必要を訴える
専門家もいらっしゃるようです。


金融政策には限界がある(これは理解できる)ので
政策対応や財政出動、景気刺激策も必要など。

 

確かに、必要だと思います。


しかし、ない袖は振れないとも思う。

 

・・・

 

ここに来て新興国の成長の陰りがさらに表面化している。
(インドはスタグフレーションの兆候を感じる。)

 

日米欧や新興国の金融緩和によって短期的な楽観論は出ることは
これからもあるかもしれませんが、景気が本格的に回復することは
今のところあまり期待できない。


(今回の不況は、単なる不況ではない。)

 

奇手妙手はないと思うので、新しい時代が来るのは、まだ先と思う。


今、世界で起きていることを理解している
知恵と実力(お金)のある人にとってはチャンスになるのでしょう。

 

投資家でなくても
ある程度の金融の知識は必要だと思う。

 

金融のことがわからないと世界で起きていることは
なかなか理解できないかもしれない。

 

○金とプラチナ

 

先日、ある投資家にその昔に購入された
カンガルー金貨とプラチナコアラのコインの両方を見せてもらった。

 

金貨の方が輝いて見えた。

 

ザ・ウェルカム・ストレンジャー(Welcome Stranger)の金貨も
見せてもらったことがある。

 

(記憶に残っている。良かったからだと思う。)

 

金価格の方がプラチナ価格より値段が高い状況が続いている。

 

プラチナは、中国でもある程度人気があるようですが
世界的に人気があるのは金(ゴールド)になるでしょう。

 

需給関係もあるので今後のことはわかりませんが
プラチナ価格と金価格の逆転現象は
今回の金融危機を考えるうえでのひとつのヒントになるかもしれない。

 

金(ゴールド)は、歴史的にも通貨(currency)としての一面を持っている。
プラチナは、コモディティー(commodity)になる。

 

プラチナは、ディーゼル排ガス触媒にも使われているので
その価格は、欧州債務危機の影響を受ける。


景気が良くないので宝飾品需要も増えるとは思えない。

金価格がプラチナ価格より高い状況は一時的ではないかもしれない。


ただし、マーケットが小さいので、短期的にはどうなるかわからない。

 

現物投資の王道を行くのであれば
やはり金(ゴールド)になる。

長期で見れば、価格復元力が違ってくる可能性はある。

 

(足元、プラチナ価格は安い。それだけ危機が深刻だと思っている。)
(もちろん、不透明要素が多いので、どうなるかわかりません。)

 

不動産投資は、当然のことながら
高度な専門的知識が必要になる。
(金も知識は必要です・・・)

 

金については、価格は、今後とも変動する。
短期的に大きく下がることもあるかもしれませんが
長期の上昇トレンドは続いていると思う。

 

たとえば

 

「金買取ますよ~」
「金・プラチナ買取強化!」などの

 

看板がたくさんある間は

高値をつけていないと思う。

 

(その裏側で買っている人たちがいる。)

 

○国債の格下げ圧力

 

主要国の国債の格下げ圧力がある。


CDS格付けが深刻な状況を示唆している。
(格付け会社もCDSレーティングでヘッジしていると思う。)

 

要注意だと思う。

 

このようなときは
投資は、攻めの投資より守りの投資を重視することも
ひとつの選択肢だと思う。

 

(「われこそはプロなり~」と自信のある投資家は別です。)

 

過剰流動性相場は、難しいので
リスク管理は今まで以上に
大切になると思う。

 

 

 

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