8月11日・海外市況。

[クリタさん]

週末の米株式市場は軒並み上昇。序盤は、7月の中国の貿易収支が市場予想平均を下回った事から、世界経済の減速懸念の強まりを背景に下落したものの、その後は、各国の金融当局による景気刺激措置への期待感や値頃感などからプラスサイドに切り返す展開となりました。昨夜は、米農務省がトウモロコシの生産高見通しを発表。約50年ぶりの干ばつの影響で、生産高見通しが大幅下方修正されており、これによる経済への悪影響が懸念されますが、試算によると、GDPの押し下げ効果は0.2％程度、全GDPに占める農業の割合は0.9％程度にとどまるため、GDPや輸出に対する寄与度が小さい事から、影響は限定的との見方がなされているようです。NY時間の金は序盤にドル高で値を消す展開も、その後は中国、欧州、米国の金融緩和の可能性を探るなか、ドル反落を受けて買いが優勢となりました。ただ、その米国の金融政策に関しては、月末のバーナンキFRB議長の講演までは手掛かりがないため、上値も限定的となるなど、しばらくこの水準でのもみあいが想定されます。※お問い合わせは E-mail：[e-mail] または090-5289-4398クリタまで（＾－＾）応援クリックお願いしますm(__)m  *チャート画像は、株式会社オーバルネクストの Win-Station(R) によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。 ◇当ブログは、投資判断の参考として執筆者独自の視点から分析した結果を提供したものであり、今後の商品市況や株式市況や為替市況の動向や売買に関する断定的判断の提供を目的としたものではありません。また当ブログに記載している情報によって生じたいかなる損害についても当社および本情報提供者一切の責任を負いません。当ブログに掲載された情報や意見について内容の正確性、完全性を保証するものではなく、さらに、予告なしに内容を変更する場合がありますのでご了承下さい。お取引に関しては、「ご自身の判断」で行って頂けますようよろしくお願いいたします。 ◇商品先物取引は、総取引金額に比較して少額の取引証拠金をもって取引するため、価格の変動によって預託した証拠金以上の多額の損失となる危険性もあります。