本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【4039～4084円でカウンタートレードが有効か？】
日中取引時間は、先週末のNY市場の上昇の流れを引き継ぎ、前日比55円高の4068円で寄り付く。その後、NY時間外は小幅な動きであったが、円高により上値は押さえられたが終日高値圏での取引となり、結局前日比47円高の4060円で終了。

3日のNY市場は、この日発表された7月の米雇用統計が、非農業部門雇用者数は予想以上に伸びたが失業率は上昇したため、米連邦準備制度(FRB)よる量的緩和第3弾(QE3)実施期待が高まり金は買われた。しかし、数字そのものは、通貨当局が迅速に行動を起こすほどの内容ではなかったため、買いは続かなかった。リスク絡みの動きは変り易く一転する恐れもあるため今後も充分な注意が必要である。今回の雇用統計の発表で、注目されていた米欧中銀の決定会合や主要な経済統計発表が過ぎたため、新規の手がかりに欠け動きづらい状況になった。そのため、大きくポジションを傾けるのはリスクが高く、当面は1600ドルを挟んだ取引と思われる。

本日夜間取引時間は、相場を大きく左右する材料が見当たらないため比較的狭いレンジ内取引展開が予想され、逆張り対応が望ましいと思われる。

夜間取引レンジ　4,039～4,084円

中川