本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【4046～4086円でカウンタートレードか？】
日中取引時間は、NY市場の上昇を引き継ぎ手じまい買いが先行、前日比2円高の4062円で寄り付く。その後は、小幅なレンジ内取引であったが、NY時間外の上昇とともに一時上昇するも、引けにかけ上げ幅を削り結局前日比4円高の4064円で終了。

6日のNY市場は、新規の手がかりが乏しい中、米国の追加金融緩和期待や、外為市場のユーロ高・ドル安を背景に買われ前日比6.9ドル高の1616.2ドルで終了。7月の米雇用統計で失業率が悪化したことにより、依然市場では連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を実施するのではとの見方が根強い。しかし、現状では具体性に欠け、相場水準を押し上げるには新たな材料待ちである。そのため、金相場は膠着状態が続き方向感が定まらない。一方欧州情勢は、ここに来てドイツの態度がやや軟化しているとの報道を受け、債務問題解決に向け進展があるのではとの期待がでている。ただ、時間が経過しても具体的な計画が示されないと、逆に不安感の再燃となり売り材料となる恐れもある。いずれにしても当面は、現状水準でのもみ合いが続きそうである。

本日夜間取引時間は、日中同様なレンジ内取引が予想されるため、逆張り対応が有効と思われる。

夜間取引レンジ　4,046～4,086円

中川