ひさっちさんのブログ
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株、“鉄鋼株バブル”終わる――過剰流動性相場の反動見極めへ
鉄鋼株に限らず過剰流動性相場は終焉したのかなぁ。
理屈抜きに外資の資金が日本から流出しているように感じる。
良い例がゼンショーかも。
5%ルールではモルガンとダルトンが叩き売っている。
しかし買い手不在の今の相場では原爆級の破壊力がある。
株価もあっという間に数ヶ月で半値だ。
しかしこんな異常事態にもかかわらず、一向に聞こえてこない減税議論をはじめとする景気対策。
むしろどさくさ紛れに増税し内需の崩壊にトドメを刺そうとする奴ばかりに思える。
今の株価はそれらの警告のようにすら感じられるのだが。
それでもバカ政府閣僚は相変わらず見守るしか言わない始末だし。
失業者溢れ、中小企業倒産が相次いでおきそうなのに一体何をしているのだか。
おきてからでは、顕著になってからでは遅いんだよ。
株、“鉄鋼株バブル”終わる――過剰流動性相場の反動見極めへ
2008/03/10, 12:19, 日経速報ニュース, 926文字
10日前場の日経平均株価は大幅に続落した。7日の米株式相場が雇用情勢の悪化をきっかけに下落したことを受け、主力株中心に換金売りが広がった。日経平均は1月22日に付けた昨年来安値(1万2573円5銭)に一時、急接近した。
寄り付き前発表の1月の機械受注統計は、船舶・電力を除く民需が前月比19.6%増で、市場予想平均(3.1%増)を大きく上回り、11年ぶりの高水準となった。前月まで2カ月連続で減少した反動に加え、鉄鋼業と運輸業の急増が全体を押し上げた。
ところが、前場は業種別東証株価指数(TOPIX)の鉄鋼業が5.8%安で全33業種中の下落率首位。陸運業も小安かった。鉄鋼業の設備投資増について市場では、2009年稼働予定の東京製鉄の名古屋工場立ち上げ需要との見方があり、「特殊要因」と片づけられた。
むしろ鉄鋼株にとっては米国の住宅市場の不振をきっかけとした世界的な信用収縮を警戒する投資家が多い。鉄鉱石や石炭などの価格上昇による2008年度以降の業績懸念もあり、前場の新日鉄は6.2%安。07年7月に付けた昨年来高値(964円)からは半値以下に下がった。
「M&A(合併・買収)期待を背景とした鉄鋼株のバブル相場は終わった」(立花証券の平野憲一執行役員)――。市場ではこんな声も聞かれた。
05年秋以降、400円前後で推移していた新日鉄が700円近くに急騰したのが06年12月。同社は直前の11月に子会社を絡ませる形で新株予約権付社債(転換社債=CB)を3000億円発行。主力行に割り当てたほか、韓国ポスコの株式追加取得にも振り向けるとしたため、「新日鉄ですら買収されることを意識し始めた」との思惑が広がり、株価は07年夏にかけ大きく上昇した。ところが、ここに来て、世界的な流動性の低下がM&A(合併・買収)期待を吹き飛ばし、新日鉄の株価は06年秋までの水準に逆戻りしてしまった。
新日鉄の配当利回りは約2.4%。新興国中心に鉄鋼需要も根強いとあって、「そろそろ見直し買いが入るはず」(大手証券)との見方もあるが、投資家の多くは新日鉄を横目でにらみながら、「カネ余り」相場の反動がいつ落ち着くかを慎重に見極めようとしている。〔NQN 永井洋一〕
株主軽視はどうでしょう(笑
ただ買収防衛策には必死みたいですけど(笑
新日鐵は、だいたい株主優待?のカレンダーごときを最低単元の株主にも配らないトコからして、株主軽視なのかも知れません。
こんにちわ。
中長期では買いと思いたいけど買う要素がまったくないし、政府含め官からの政策的な援護射撃も内容ではまだまだ下がる可能性のほうが高いと思う。
とにかく投資家遠ざけるのではなく呼び込まないことにはね。
こんにちわ。
新日鉄って今まで日経軟調でも強かったイメージ強かったからね。
逆になるともろさがモロに目立ちますね
しかし、そろそろ短期的には配当利回りからの魅力に自立反発は起こりそうな予感です。
今週の安値で仕入れるのは短期では良いかもですね。
全体的な相場感では下げ、はまだ続きそう・・・自国内の投資家が少ないのでは売りに歯止めをかけることは難しそう。
新日鐵は日経225でありながら、225平均を下回るパフォーマンスで推移しており、典型的下落相場に弱い部類の銘柄です。