モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望55
ドイツ国債札割れ、ユーロが下落。現在、ユーロ圏のどの国の国債を買ったとしても、利益が出ない恐れがある。
ユーロが下落すれば、ドイツ国債の利回りは吹き飛んでしまう。ユーロの下落を、ヘッジすれば、関係ないのだろうが。あるいは、ユーロを下落させたいがために、わざと札割れに持ち込んだのか。それとも、国債のCDSの売り手が、ドイツ、フランスの銀行であるからか?
この株価の下落といい、ユーロの下落といい、そろそろ、Xディーが近付いているのであろうか?欧州の銀行が、そろそろ、倒産するのだろうか?今後の金融市場の展開から目が離せない状況であります。
この先、ユーロ圏の銀行は、大増資時代に突入し、株価のさらなる下落を招くのであろうか?株価の暴落につられて、金が暴落した時が、金の買い時、株の買い時である。株は、原子力関係や電池関係を狙おうかと考えております。
ベルギーの格付けを引き下げ、ハンガリーの国際通貨基金や欧州連合への支援要請。しかしながら、ECBが、2兆から3兆ユーロの国債ができると、ニュースで報道される。ECBは、やる気になれば、2兆から3兆ユーロどころか、1京ユーロでも、国債を購入できます。ただし、通貨単位が、1レンテンユーロとかになるかもしれないがである。
わが国日本の財務大臣(件のバカ)は、ユーロに対する、介入をおこなうかもしれないとのこと。さすがに馬鹿である。この先どうならないかわからないものを購入するというところがすごいところである。アメリカドルの介入、8兆円だけでは気が済まず、今度は、あの腐れユーロを介入しようというのであるから、驚きである。
ユーロ、ドルが肉食動物のクソであるのであるならば、円は草食動物のクソである(肉食動物のクソはかなり臭いが、草食動物のクソはにおいが比較的しない。その上、アフリカの原住民は、ウシのクソで、家を建てる部族もいる。さらに、燃やせるので、固形燃料としてつかわれたりもするのである!)。
<為替相場>
ドル円 77.10~78.20
ユーロ円 98.20~105.20
ユーロドル 1.2820~1.3400
ドイツ国債札割れ。ユーロ圏の金融危機が増幅。しかしながら、銀行は、何らかの債券かあるいは、貸し付けにより、利益を得る必要があるので、結局は、ドイツ国債に戻ることになるであろう。しかし、そのときのドイツ国債の利回りが、どれほどになっているかということである。
来週は、ユーロ圏の国債の入札が、多いので、ユーロがかなり動きそうな感じである。さらに、当局者から、ユーロ防衛の発表がなされるのではないか。
先週末の、ユーロの急激な上昇は、スイスが介入し、さらに、スイスフランを1.30000まで、ユーロに対して下落させるとのことしたとうわさが流れたためである。おそらく、ユーロの買い手が、なんとかして、ユーロを売り逃げたいために流したうわさではないかと、考えられる。やつらは、通貨の下落を、流動性の低い時は、抑え、流動性が戻ったところで売り抜けるという離れ業もできるので、油断は禁物である。
アメリカの指標が多く出るが、現在は、アメリカドルが一番強いので、米ドルが安くなった時が、買い時か?
しかし、米ドルも、現在は77.70まで値を戻しているが、この先どうなる事やら、地方公共団体の焦げ付き債権、欧州国債のCDSの売り手に、アメリカの銀行も参加しているとのことであるので、おそらく、米ドルも、崩れ始めるのではないかと考えられる。
一応、アメリカは、憲法で、デフォルトは許されていないので、あとは、強引な借金棒引き手段の、ドルまきちらし戦術しか残されていないのである。
もうすでに、現状では、ユーロ共同債などでは、どうしようもないだろうが、おそらく決定すれば、ユーロが戻る可能性もある。
国債の入札が思ったよりも堅調であれば、これでも買い戻しが発生するであろう。
<株式市場>
日経平均 7800~8350
オリンパスが急激に値を戻している。ゴールドマンが買ってるようである。さあ、上場が維持されるのかどうか、注目であります(ちなみにウシ象はとっくの昔に買い戻しております)。
東電が、突然吹き上がったりするので、不思議な感じがするのであるが、吹きあがってきたので、少し、売ってみた。
売っていた銘柄を、200円ほど下で買い戻したが、少し早かったか?あと数銘柄ほど売ったままにしている。買い戻した銘柄は、少し空売りが増えていたので、踏み上げ指してくる可能性大ではと思った結果である。
日経平均先物は、月曜日に、一度買い戻す予定。
般若系仕手株の下落。仕手筋などは、どんなお題目を垂れようが、要は、株を買い上げ、自分が利益を得て、後は、関係なしなのである。またあの、ホームページを読んでいたところ、昭和65年という年号があるらしく、ウシ象自分の無知ぶりに、感服してしまいました。昭和天皇は確か昭和64年で崩御召され、年号は平成に変わったと記憶していたのであるが、どうやら、昭和65年という年号があったらしいのである(あのとき平成という紙を見せていた、小渕官房長官は、首相になり、就任当初は支持率は最悪な状態であったが、のちに、だんだんと、支持率が上がっていった珍しい首相であった)。みんなの力で、個人の利益である。
ただし、新日本理化だけは、異常に空売り残高が増えているので、もう一度の仕掛けがあるのではないかと思えるのであるが。新日本理化は、77円からすでに10倍に達していた。200円から仕掛けていたと言っているが、おそらく、77円から、ずっと上値を抑えながら、買っていたのではないだろうか?
今年はよく人が死ぬ。
立川談志、小松左京、北杜夫。
金融市場も死につつある。
アメリカも、力を弱めつつある。
時代が、だんだんと変わり始めているのかも。
制度も死につつあり、文化人も死につつある。
戦後の終わりか?
ウシ象、少し感慨に浸っております。
IMFの支援は、すでに、否定されていますので、これは、関係ないと考えられます。
それよりも、ユーロ圏首脳会議や、EUがらみの、重要イベント前の利益確定の買い戻しでしょう。1.4200から、1.3250まで下落しているので、利益確定の買い戻しが出ているのでしょう。それに合わせて、ダウが、上げているので、単純に、ユーロが買われているのでしょう。
ダウは、感謝祭の売り上げが、よかったので、買われています。おそらく、商品が、安いうちに、ほしいものを買っておこう、また、これまで、ぜいたく品を我慢していた、人々も、この際買ってしまおう、ということではないかと考えています(1.3400乗せを、いやいやしています。いつまでもつか。あるいは、元の定位置1.3300近辺に戻るか)。
もし、今の、国債の投げ売りに対する対策があるとするならば、ECBが最後の貸し手にならざるおえないのでは?
あと、ギリシャ国債の解決の際、その背後の、CDSに対する対応の不手際(結局、ギリシャ国債はデフォルトではないとしたために、保険金が受け取れなかったので、CDSが有効に機能しなかったので、手持ちの、ハイリスクローリターンの豚国債を、投げざる終えなくなっている)があるので、民間の銀行は、さすがに、ドイツ国債ぐらいしか、買うことができなくなっている現状を、回復する手段は、ないのではないかと考えております。
国家権力は、マーケットに介入せず、これが、一番の対策かもしれませんね。
1.3400に引き付けてユーロドルを売ってみました。
1.3400を上抜かられるようなら負けでございます^^;
イタリアの新聞が報道したIMFの支援はどうもウソくさい気がするのですが、
首脳会議前のユーロ暴落を止めるための時間稼ぎの可能性もあるでしょうか?
EU財務相会合と首脳会議と続きますが、
何か新しい材料が出る気が個人的にはしないのですが、
モウ山先生はどのように見ておられますか?