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洗脳論語


作者: 苫米地英人

出版社/メーカー: 三才ブックス

発売日: 2011/11/23
メディア: 単行本
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前の方を立ち読みしてきた。
批判の仕方が面白い。
たとえば「貧して道を楽しみ、富て礼を好む」というのを「貧乏人は分をわきまえよ」と解く。
いやそれはうがち過ぎだろと僕などは思う。
著者のディベートの考えで言えばワラントがない。
ん? ということは意図的にそう書いている?
と、考えたら、これは洗脳の実例であるということに気づいた。
催眠誘導では、こうしなさい、というのではなく、こうしても良いですよ、という。
命令では無意識に抵抗が生まれるので、許容、許可を与えるようにすることで、その言葉のイメージが無意識に入るということらしい。
なるほどそう考えると、誘導的な文章がどこでどう使われているのかという実例紹介として読むとなかなか納得できる内容だと思う。
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