モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望54
ギリシャはテルモピレーの戦いで、イタリアはポエニ戦争で、その勤勉さを使い果たしてしまったようである。
この先、豚諸国は、財政再建にはげむことになるが、この難しさは、その国の国民が財政再建を求めていないということなのである。国内での政治的混乱は収まるかもしれないが、国民対政府という構図が浮かび上がってくることであろう。
それはさておき、フランスの国債の利回りが上昇、それだけではなく、ドイツの社会保障費が増大しているようであり（こちらは、まだマーケットで問題視されていない）、ドイツの景気の落ち込みとともに問題になりつつあると思える。要するに、ユーロを支える側にも、問題が生じているということである。
ただし、ドイツの社会保障費は、ドイツの景気が回復すれば、社会保障費のほうは、あまり問題ないと考えられる。
ユーロは、1.2000まで下落するとの予想も出始めている。後は、国債の利回り上昇などの形ではなく、どこで、欧州市場がクラッシュするかである（金融機関の倒産。その後のパニック売り。予想外の銀行の破たんがあれば、おそらくクラッシュし、何日かの下落ののち、市場が落ち着き、一気に吹き上がるのではないかと考えている。そののち、ゆっくりと下落。オリンパスの株のようになるのではないか？オリンパスは、おそらく、２００円割れぐらいまで行くのではないか、ひょっとすれば、２桁である。ｂｙモウ象）。
現在、ユーロが、結構、底堅いのは、ユーロ圏の金融機関が、対外資産の売却、それに伴うユーロの買い戻しが生じているのかもしれないと考えている。
また、ユーロだけでなく、アメリカも問題が生じている。債務上限問題の蒸し返しが、来週にも生じるかもしれない。１１月２３日である。
アメリカの累積赤字が、６０兆ドルにもなるようである。さらに、地方の債務にも問題が、今後、生じてくると考えられる。地方の債務を債券化して、売り払っているのであるが、その地方自治体が、破産申請している。つまり、この債券を購入しているところに、飛び火し始める可能性が生じてきているのである（例のあれと同じ問題である。あれですよ。かあさん。あれ、あの、サブプライムローンは、一体どこに行ってしまったんでしょうね）。
来年の大統領選挙後、世界の経済がどうなるかであるが、オバマガ勝てば、ドル安になるのではと考えている。共和党の候補が勝てば、ドルが、少しは、高くなるのではないかと考えている。
１ドル６０円、1ユーロ９０円時代に突入か？まさに夢のような話である。ただし、それが、よい夢とは限らないがである。
アメリカが、軍事費を削減。海軍の艦数を、７０まで絞るということらしい。つまり、アメリカが、世界の警察でなくなるようである。つまり、アメリカ軍は、国土防衛のための軍隊になり、国外への、大規模な出兵を避けるようである。結果として、ドルは無用のものとなる。風前のともしび、今回購入したドル８兆円分も合わせて、日本の外為特会の運命はいかに？刮目して、将来を待て。
FRBは、どうやら、数年後にアメリカの失業率が、７パーセント台まで落ちると考えているようであるが、おそらく、無理ではないか。あるとすれば、アメリカの企業が、アメリカ国内で、製造をおこなうために、工場の建設などが、始まれば、可能かもしれないがである。
そういえば、最近、強いドルはアメリカの国益にかなうなる発言が、全く聞かれなくなったな。
中国人の書いた中国の本を読んだところ、売官が流行しているとのこと、著者によると驚くべきこととしているが、別に、驚くべきことではないのである。これは、一種の伝統というべきもので、大秦帝国（始皇帝の）の最後の、防衛拠点である、武関（正面は函谷関。武関は裏門に当たる）を、防衛していた将軍は、賈豎であるとされている。賈豎は商人を軽蔑した呼び方である。おそらく、カネで官職を買ったのであろう。また、後漢末期、曹操の父親は、官職を買ったとされる。後漢末期の幽帝の時代は、皇帝自体が売官をやっていたので、歴史上、珍しいことではないのである。
＜為替相場＞
ドル円 75.80～77.50
ユーロ円 101.20～105.50
ユーロドル 1.3320～1.3650
ユーロは上値が重そうである。アメリカのフィラデルフィア連銀製造業景気指数が、先週に発表されたが、雇用が、増えているようであるが、新規受注が、伸びていないようである。クリスマス商戦やいかに！
アメリカの雇用が、今後、伸びたとしても、それは、以前よりも、賃金が安くなってしまっていることであろう。アメリカは、国民、政府ともに、借金漬けである。
重要イベントでは、１１月２２日のFRBの議事録と１１月２３日の債務上限引き上げ問題が、問題となる。
ユーロは逆張り狙い。スピードの速い下落と、上昇があれば、逆張りで入ろうかと考えている。
先週末、ドル円が、一時、76.50を付けたが、その後、７７円まで戻っている。これは、介入を警戒しての動きか？下落のスピードが速かったので、ひょっとすれば、大口のトレーダーが、ロスをとるために、強引に上昇させたのか？
一応、76.95で、２万ほど、円買いしておいた。
今の現状をみると、ドルが、弱いわけではなく、ユーロを除く、他の取引高の低い、リスク資産とされる通貨に対して、ドルは、高値圏に見える。
＜株式市場＞
日経平均 7950～8650
いったん、８０００を割り込むのではないかと考えている。先週末、大証狙いの仕手筋が暴れまわっていたので、それにつられて、仕手性の強い銘柄が、バンバン上がっていた。
市場がクラッシュするまで待つべきか？
原発関連を、下げてくれば買いたいと思う。
原油の値段が上昇、２０３５年には、３００ドルとの予想も出ている。太陽光発電は、パネルを作るのに、かなりの原油を使うといわれている。つまり、原油なくして、太陽光発電はないのである。
最終的に頼るのは、原発しかないのである。中国、アメリカ、その他の国も、原発の建設はやめていない。やめたのは、ドイツだけである。
ECBからIMFへ、そして、欧州安定化基金へ、そして、イタリア国債購入。
ECBから、イタリア国債購入。
どこが違うのか？ウシ象にはわからないのである。
ようするに、ECBから、ユーロが市場に出ることになるので、ユーロ安では？と考えてしまうのであるが、なぜか、1.3600まで吹き上がってしまう不思議。ユーロの怪異譚。真夏の怪談である。
「やった！ついにやっただよ！おっかあー！おらは、とうとう、円売り介入で、８兆円をつかっちまっただよ！ギネスに挑戦。つぎは、１２兆円の為替介入をやるだよ！今に見てろよ！鬼畜米英！記録はやぶられるためにあるだよ！」（財務相なにがしの言葉）
先週土曜日、朝、目覚めての言葉。
「なんじゃこりゃ～」（松田勇作風に！）
民主党政権に、新たなる男が出現。
山岡国家公安委員長 通称、マルチ。
国家公安委員長は、組織的犯罪とかに目を光らすのも仕事のうちである。おそらく、組織から金を受け取りながら、内部の状況を知ろうとしていたのであろう。おとり捜査である。
さすが民主党。適材適所である。
ユーロ圏首脳会議ぐらいまでは、ユーロは、強いかもしれませんね。
ユーロ圏首脳会議を考慮するのを忘れていました。
ほぼ完璧なストラテジーですね！
さすがモウ山先生です！！
ユーロは、1.3000をとっくの昔にわりこんでいてもいいはずだと思うのですが、米ドルもくそ以下なので、そこが問題なのかも？
ウシ象は、月曜の朝売っていたものを、昼に買い戻し、フランスの指標が、悪かったので、少し売り、週末持ち越しを避けるために、1.3240で買い戻しました。
月曜は、買いで入ってみて、欧州時間前に買い戻しても面白いかと考えています。
ただし、窓を開けて、上から始まった場合は
売りから入ろうかと考えているところです。
ユーロポンドが少し気にかかっており、様子を見て、ユーロ買いをしてみようかと考えています。1.1720くらいに、指値を入れておこうかと考えています。ひょっとすれば、ここを上抜けて、ポンドが強くなるかもしれませんが。
最近は、株価があがると、ドルが下落する傾向が強いようです（ドル円で）。
モウ山先生が売りそびれてしまうのは珍しいですね。
年末でかなり疲れていて爆睡だったのですね。
たしかに今のユーロドルは売り辛いですね＾＾；
自分も昨晩は結局手が出ず、
出したとしても昨晩の内に手仕舞っていたと思います。
ゆいいつトレードしたのは７７.７０でドル円の売りのみで、
１.３５台と１.３４台で売ったユーロドルは、
１.３４５０に逆指値置いて持ち越しました。
週末、アメリカ市場休場。
為替相場、小動き。
金曜は、手じまいが出れば、ユーロは、底堅いかも？
1.3400で売ろうと考えていましたが、結局売りそびれてしまいました（力尽きて寝てしまっていました）。
今日は、夕方に、フランスの指標が出るので、そこまで、買い戻しが入り、その後、手じまいが出れば、1.3400まで戻るかなと考えています。
あるいは、このまま、だらだらと、1.3300割れがおこり、その後、1.3250まで、一気に落ちる展開か？
週末、持ち越しは怖いので、来週、売りから入ろうか？あるいは、ここで、少しだけ売ってみて、ダメなら、すぐに手じまいしようか？
難しいところです（日本時間で、ある程度、下落すれば、買いから入ってみてもいいかも）。
最強通貨ドル、失望したらドルと円を買え！！ですねｄ(＾＾
ドイツの社会保障費増大のニュースは知りませんでした。
勉強になりますｍ(_ _)ｍ
首脳会議は案の定何も出ず、ユーロも失望売りな感じですね。
この勢いなら１.３１７０あたりまでの下落は早いのでは？と考えております。
最強通貨伝説 ドル
欧州で、ドル資金ひっ迫。
結果として、ドルが最も強くなっているのが、今の現状。
ドルは、まだ弱くなると、考えていますが、現状では、円が買われすぎているので、ドルが、買い戻されているとおもいます。
来年、おそらく、最安値を更新してくるかもと、いうところでしょう。
ドイツ国債が、札割れのようですね。
ユーロが下落。おそらく、また、ECBによる、豚国債の購入で、値を戻すかもと考えています。
ドイツも、社会保障費が、増大しており、結局、他のユーロ圏の国を援助すれば、その社会保障費を、切り詰めなければならず、そうすれば、国内に、政治的混乱が生じ、最後には、ユーロから脱退になるかも？というところでしょうか。
政治家シリーズ面白いです(笑)
ユーロはリパトリが一段落すればドンガラ！ガッシャーン！！と、
下落するかな？と期待しております。
２１日にドル円の上昇を予測し買っていたのはさすがモウ山先生や！！
ドル円どこまで下げるでしょうか？
個人的には７４円台は見られるかな？と思っております。