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goodknight1987さんのブログ

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CDS

ロイターコラムでなかなか良い指摘があったので、考えてみようと

<問題>
ギリシャ国債のCDS、現在はデフォルトしていないので請求権は発生しないが、
50%損失処理しても請求権は発生しないのか?
今はどうするか決まっていない


21%損失処理時に決着させる問題だが、確かに。難しい
事実として、ギリシャはデフォルトしていない
ギリシャ国債に対する損失処理を実行したが、ギリシャに対し債務放棄を行ったわけではない
ギリシャの債務は損失処理しようが減っていない
【ギリシャ国債が償還されると、戻り益を計上できるんじゃないか? と想像】
なので、請求権は発生しないが正解と判断できる

しかしなあ~、CDS持っている主体からすれば、50%も損失処理させられて、CDSの請求できないなんて、詐欺に等しい
仮にデフォルト宣言すれば、CDSの売主に額面通りの元利払いを要求でき、かつ、損失処理に積んだお金は利益計上できる

民間として50%損失を受け入れず、ギリシャにデフォルトを迫った方が、実は得なんじゃないか?
とさえ思う

ロイターコラムではさらに、CDSの売主に米系金融機関がおり、CDS発動は危機が海を越えて波及・・・とあるが、言い換えれば、CDS発動がヨーロッパ域外からの資金流入源になりうるということ。CDSの危険性はAIGが示した。それを見た米系金融機関、リスク管理ができていない機関はつぶれる運命・CDSの履行不能はあり得るとして、一考の余地ありでは? と考えてしまう

もちろん、ギリシャ国債のCDS発動に伴い、イタリア・スペインのCDSは高騰、フランスも無傷ではないだろう。ユーロ敬遠となればドイツも例外ではない
が、手詰まりの現在、危険な一手が起死回生の一手につながるかも
とどめの一手の可能性もあるが...


<追記>
CDSの売主と想定される主体の一つに再保険がある
イギリス・スイス・ドイツあたりは再保険を守るため、デフォルトという言葉を使いたがらないだろうか?
イギリスがユーロ圏首脳のみでの解決策策定に抵抗するのも再保険があるからか?
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