ゴルゴダの丘さんのブログ
よくわからないヨーロッパ人?
島国人からみると、どうもよくわからないのがヨーロッパ。
我々の感覚なら(私だけ?)、とっくにユーロは存亡の危機にある。
ユーロから「出る!」、「追い出せ!」の国民的な議論は聞こえてこない。
税金はまともに払わない、脱税が当たり前。年金は、たっぷりもらう。
そんな国の借金を『何で我々が払わにゃならんの?』・・・こんな声が思いのほか小さい。
ユーロの団結力が強いとも言いがたいし、さりとて分裂しているとも思えない。
一言でいえば、『 アメーバ 』・・・・形がはっきりしない。
『 毒食えば皿まで 』とやるのか『 皿の汚れ』をふきとるのか。
ヨーロッパ人は、どちらをめざしているのか。
ヨーロッパは歴史が長いですからねぇ…。
第二次世界大戦まで常に世界の中心でしたし。
今までも散々戦争を繰り返してきて、やっと今の形に落ち着いたので、またバラバラに解体してしまうようなことは出来ないんじゃないですか?
こんばんは。
たぶん、経済戦争となった20世紀末の経済状況を打破するために、弱小国が団結して当時それぞれの国の通貨で競争していたのをやめて、自由貿易の拡大とそれによる経済活性化を図ろうとしたのだと思います。
しかし、冷戦後のロシアの台頭、中国の経済政策の転換、新興国の台頭、中東の政変など、競争(経済戦争)が、想定以上に激しくなり、労働人口の減少と高福祉化で競争力が落ちたり、元々高度成長を望まないお国柄の国々が足を引っ張るうになったり、ユーロ圏内での消費が低迷し始めたり、と貿易赤字がふくらんでいったのではないでしょうか。
こうなると、今更切り捨てると、関係国企業や金融機関は、大損害を埋めなくてはならなくなるし、ドイツが一抜けしたら、ユーロ国は一気に崩壊して、ドイツも先の展望が開けなくなる。というわけで、赤字国に支援して、何とか借金を返してもらうしかないわけです。
以上が私の理解です。結局世界同時株安や、景気低迷を何とかしないと、ユーロ圏や、関係国は危ないということでしょう。だから、日本も人ごとでなくなっているということではないでしょうか。
minnsann123さん、ご見解ありがとうございます。
ギリシャやイタリアなど目の離せない状態が続きますね。
半年後には、どう落ち着いているんでしょうか。
こんばんにゃ。
どうやら、EUの中心的ドイツ・フランスはギリシャにデフォルトさせるより、支援したほうが被害額が少ないと計算したようですね。
このほうが、世界的に被害額が少ないのは確かです。
が・・・
n-さん、おはようございます。(あなたは、まだ寝ているかも・・・・)
「被害額」という切り口に感心しました。
さすが「裁判の女王」!