為替見通し

[yoc1234さん]

為替見通し
2011年07月09日

このレポートは雇用統計の前に作られたもので、大きくはずしている。ギリシャへの融資はユーロ圏財務省会合で承認され、今日ＩＭＦで承認された。ギリシャのデフォルトは7月はなくなった。しかし不透明感は依然として強い。ＥＣＢの利上げは年内もあるであろうが、当分次の利上げまで、ユーロを買う理由はなさそう。日本の震災のサプライチェーンの障害がなくなりつつあり、日本、米国共にどの程度戻ってくるかが来月の数字に表れてくる。今回の雇用統計の悪化はＡＤＰと全く違う結果になった。ＮＡＳＡの事業縮小は誰もが頭の中に入れてなかったようだ。ということは、通常で考えたら、来月もっと悪くなる。それを、トヨタの回復などでどれだけカバーするかであろう。来週のバーナンキ議長の証言がポイントであろう。ここから、今年、一気に70円台に行くか、90円台に行くかは分かれ目になりそうだ。両方ありそうだが。儲かっている人は、来月まで様子見のほうが良さそうだ。（Ｙ）

ドル円来週80.50~82.00円3ヶ月79.00～83.00円
ユーロドル来週1.4250～1.4400ドル3ヶ月1.4000～1.47000ドル
ユーロ円来週115.50～118.00円3ヶ月113.00～122.00円

Forex Weekly～ドル、円、ユーロの為替見通し
掲載日:2011-07-09 発表元:三井住友銀行 http://www3.keizaireport.com/file/FX20110708.pdf