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「ゴールドマンのやり方」をもう一度考える
「みんかぶ」では、株式市場についての様々な議論が交わされています。
そのなかで、最近のサブプライムローンでゴールドマンサックスが他すべての金融機関と正反対のポジションを取ってこの大問題を最大限、うまく乗り切ったというケロちゃんさんの投稿は、特に多くの会員からコメントが寄せられています。
1月18日の投稿に対して、今でも議論が続いています。いろいろな人がそれぞれの観点で自分の考えを述べています。外資の資本脅威論や陰謀説、次はクレジット市場が狙われるなど・・・・。
しかし、このようなことは今に始まったわけではありません。以前からも同様のことは議論されてきましたし、実際にそのようなことが市場で展開されてきているのです。何も新しいことではありません。
ただ、一つだけ私が言えることは、我々個人投資家がこういった一部のプロが考えること、行動、そして手法と言ったことから何を学ぶことができるかです。
以下、記事からの引用です。-------------------
「しかし、ゴールドマンで自己勘定取引をする優秀な2人が同社のCEOと最高財務責任者(CFO)に対し、サブプライム市場の鈍化を感じるので同社はポジションを売り持ち(ショート)にするべきだと訴える。
この2人は実際にショートにするのだが、そのポジションがあまりに巨大で、同社全体で取られていたサブプライムのロ ングポジションを上回ったため、同社は市場崩壊時に巨額の利益を上げられた。」
そして・・・
「しかし、これが何を意味するのか考えてほしい。 ゴールドマンでも、サブプライムローンや関連証券の販売・取引に携わっていた人間は同社を他の金融機関と全く同じロングポジションにさせていたからだ。
ゴールドマンが他社と違っていた唯一の点は、同社にはその道の専門家の判断を覆す力を持った全く別の部隊が存在したという事実だ。 」
ここまで-------------------------------
もちろん、同じ規模の資本で同じ相手と取引できるわけでもありませんし、そのような機会を与えられることもまず無いでしょう。
しかし、我々が毎日行っている投資の取引で、これまで自由化されてできるようになった取引手法や対象を駆使して市場から自分の財産を守り、なおかつ、正当に利益を上げることはできるはずです。
実際に、私はアメリカの個人投資家用に開発された投資手法をいくつも試してきました。そして、その中から自分に合った、なおかつ日本市場で有効な取引手法、戦略、マネーマネジメント、メンタル管理など一つずつ確認してきています。
我々にできることは、どのような市場でも対応できるように、投資手法をいくつか組み合わせて投資戦略を構築し、柔軟に、そしてタイムリーに対応していくことです。
これができれば、自分の財産を保全しながら、市場が乱高下する中で、その動きを利用しながら利益を出していくことができでしょう。
これが私がアメリカのカリスマトレーダーから学んだ一番大きな点です。実際に私自身もそれを実感しています。
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>ただ、一つだけ私が言えることは、我々個人投資家がこういった一部のプロが考えること、行動、そして手法と言ったことから何を学ぶことができるかです。
確かに。(^^ゞ
新年になぜ投資家が負けるのか、
オフ会をちょっとやってきたところなので(^^ゞ
ゴールドマンの話もありましたね。
この話が出たときぜんぜん悪いことに思えなかったんですよね(^^ゞ
むしろいいじゃんと思ったぐらいです。
個人投資家はあまり見本にできる人もなく、
孤独に戦っている感じはしますね。
(私とかは自分の失敗を補正してタイプですけど。。。)
まだまだ、このような難しい市場では試行錯誤が続きますが、自分自身に合った手法や戦略を見つけていきたいと思います。
「投資手法をいくつか組み合わせて投資戦略を構築し、柔軟に、そしてタイムリーに対応」
ここが今自分に足りない事だと感じました。
たくさんの投資手法から自分に合ったものを見つけ、さらに工夫し、自分の形にして身に付ければ良いのですが、
重要なのは「その投資方法が自分に合っているか?」
だと思います。しかし、それが見つかりません。
私も早く自分のスタイルを身に付け利益を出したいです!