DRAGON'さんのブログ
政府、首相の関与否定に躍起 過去の政府資料を訂正
東京電力福島第1原発への海水注入が菅直人首相の「聞いていない」発言により中断したとされる件に関しての続報です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110521/plc11052122580008-n1.htm
”東京電力福島第1原発への海水注入が菅直人首相の「聞いていない」発言により中断したとされる問題で、政府は21日、打ち消しに躍起となった。細野豪志首相補佐官は「事実に基づかない」と反論したが、過去に発表した政府資料を都合良く訂正しており、むしろ疑念を深めたといえる。自民党は週明けから国会で徹底追及する構え。
細野氏は21日夕、都内の東電本店で開かれた政府・東電統合対策室の記者会見で経緯を説明した。
それによると、首相は3月12日午後6時に始まった政府内協議で「海水注入で再臨界の危険性はないか」と聞いたところ、原子力安全委員会の班目春樹委員長が「危険性がある」と指摘したため、ホウ酸投入を含めた方法を検討した。
東電は午後7時4分から1号炉でホウ酸を入れない「試験注入」を始めたが、官邸の指示を待つために同25分に注入を停止。首相が海水注入を指示したのは同55分だったとしている。
細野氏は、東電の試験注入について「原子力安全・保安院には口頭で連絡があったが、官邸には届かなかった。首相が激怒することもない」と首相の関与を否定。過去に公表した政府資料に「午後6時の首相指示」との記載があることについては「『海江田万里経済産業相が東電に海水注入準備を進めるよう指示した』と記述するのが正確だった」と訂正した。
この問題を受け、自民党の谷垣禎一総裁は21日、新潟市で「事態の処理を遅らせたとすれば人災という面が非常にある」と批判。同日夕、大島理森副総裁、石原伸晃幹事長らと党本部で協議し、週明けから原発事故の政府対応を国会で徹底追及する方針を決めた。
鳩山由紀夫前首相も北海道苫小牧市で、政府の事故対応を「事実が必ずしも国民に明らかにされていない。重く受け止めなければならない」と批判した。”
最終的な判断は皆さんにお任せします。
ただ自分としては政府の発言が短期でコロコロ変わるのは…何かアヤシイ物を感じてしまいますね。
ちなみに、この件に関しては読売のネット版の記事に班目は再臨界する可能性が有るとは言ってない、そんな発言をしたと言われるのは侮辱だって感じの発言をしたって記事が出ていましたが、何故かアクセス不能になりました。(どうやら消されたようです)
まぁ錯綜する情報を集めて行くと政府関係者の言動に関して色々と矛盾が有り辻褄が合わないのは確か。
これでは政府が隠蔽工作と言われても仕方が無いでしょうね。
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こんばんは。コメントありがとうございます。
>> 原因究明は大切ですが、被災者の皆さんを1日でも早く”安定した生活基盤”を確立して差し上げることが急務ではないでしょうか?
否定はしませんが…
地震が起こった直後からの民主党の動きの遅さを見ていると、いい加減倒そうと言う運動が起こっても仕方が無いレベルなんじゃないかなぁとは。
それと、いつも、この手の話で不思議に思うのですが…
サブプライム問題で世界中に未曾有の財政危機が来た時、麻生総理大臣が頑張っていたのを妨害していた民主党が問題にならないで、この時点での野党が問題になるのが私としては非常に理解し辛いのですよ。
いや確かに経済的な問題で直接の死人が見え難いってのは有りますが…
国難と言えばあれもかなり厳しいレベルの話で、ほっといておけば今回の地震より酷い、そして広範囲の人を巻き込む経済困難になっていたと思うのですがね。
…何にせよ、当時の内閣は危機管理に頑張っていたのが見てとれるのですが、今の内閣はちょっと…
まぁ、話は横道にそれましたが…
>>衣食住になんの不自由を感じていない為政者の方々にお願いしたいことは、自ら被災者の立場を理解し「温かな血の通った政治」をして頂きたいと切に思う次第です。
これに関しては同感ですかね。
まぁ民主党が与党で有る以上、もう少しマシな速度で法案を出して欲しいとは思うのですが…。
では、失礼します。
こんばんは。
毎度毎度「茶番劇」を見せられる思いです。
原因究明は大切ですが、被災者の皆さんを1日でも早く”安定した生活基盤”を確立して差し上げることが急務ではないでしょうか?
着の身着のまま、既に2ヶ月半余り、やっと命拾いしても、このような状態が長引いたのでは(心身ともに)参ってしまうのではないかと。。。。
衣食住になんの不自由を感じていない為政者の方々にお願いしたいことは、自ら被災者の立場を理解し「温かな血の通った政治」をして頂きたいと切に思う次第です。 2011・05・23 t030303 拝具