正坊さんのブログ
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レーティング情報に思う
ときどき証券会社のレーティング情報を見かけますが、たとえば
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/attention_rating/attention_rating.asp
にある5/13のコニカミノルタを見ると、
MSMUFGはEqual継続で850→750円
なのに
野村はNeutral→Buyで771→837円
と、目標株価についてはまったく逆の見解。証券会社やその担当者によって着眼点が
異なるということかもしれないけど、いかがなもんかという気もします。
もっとも他の証券会社のでは
バークレイズはEqual継続で790→730円
三菱UFJMSもNeutral継続で830→740円
と、野村以外の目標株価はけっこう近いので、ある程度は信用できるのかとも思え
ます。
これまで証券会社のレーティング情報で売買を左右されたことはないつもりだけど、
せっかく持株が騰がってきたのに水を差されたことは何度かありますね(頼んでもない
のに余計なことをするもんだ・・・)。
各証券会社もそれなりに調査した結果の上で出していて、いいかげんなものだとは言
いませんが、レーティング情報がどれだけ当たったかを採点してみると面白いかもし
れません。
なお、証券会社の名誉のために付け足せば、似たようなレーティング情報になってる
銘柄もけっこうあるようですので、念のため。
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関連銘柄:
コニカミノルタ(4902)
>証券会社などのレーティングは、どうせ買いたいときにはレーティングを下げて買い、売りたいときにはレーティングを上げていく手法だと思っています。
そういう部分もあるかもしれませんね。一社のレーティング情報で
どれだけ左右されるか疑問もあるし、世の中の投資家って素直な人
ばじゃりじゃないでしょうが、年金などの機関投資家にしてみれば
レーティング情報どおりに売買してそれがハズレでも言い訳になる
ので、都合がいいのかもしれません。
>で、nyajyaraは最近経済紙は一切読んでいません。
そいえばアタシも読んでないですね。「載ったらおしまい」ですもんね。
証券会社などのレーティングは、どうせ買いたいときにはレーティングを下げて買い、売りたいときにはレーティングを上げていく手法だと思っています。
もっと、腹立たしいのは経済紙で、予測した人たちの多くがはずれていること。
まあ、学生時代に「もし、本当に儲かるなら黙って自分で買うほうが良い」と言っていたくらいなので、確かに当たるも八卦、当たらないのも八卦(?)なら、経済紙に予測を書いていたほうが確実に執筆料がもらえて確実です。
で、nyajyaraは最近経済紙は一切読んでいません。
早速、ご回答下さり感謝します。
大変、参考になりましたです。有難うございました。
今後とも、宜しくご指導ください。 t030303 拝具
>当該証券会社の政策的“価格誘導戦略”以外の何物でもない
アタシはそこまでとは思いません(中にはあるかもしれませんが)。証券会
社のメンツもあるので、一応はちゃんと調査していると思います。
もっとも、レーティング情報が正しけりゃ、投資信託の成績はもっといい
はずで、アタシとしてはそれほどアテにしているわけでもありません。
ただ、世間にはレーティングを信用する人やそれに影響を受ける人もいる
でしょうから、
・ネガティブなレーティングが出たとき
→しばらくは騰がらないかもという材料の一つ
・ポシティブなレーティングが出たとき
→まだすぐ売らなくてもよいかもという材料の一つ
ぐらいでしょうかね?でも、ホールドしている銘柄にポシティブなレーティ
ングが出ると、どうしても安心しちゃいますよね。
こんばんは。
折々発表される証券会社の「レーティング情報」は、当該証券会社の政策的“価格誘導戦略”以外の何物でもないと、自分は、「今までも現在も」そのように思い、余り信用したことがないのですが。。。如何なものでしょうか??
どのように受け止め,利活用することがベターなのかご教示くださいませんか?
宜しくお願いいたします。2011/05/21 t030303 拝具