正坊さんのブログ
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ノックイン債を勧められたが
先日、取引している証券会社の担当者から、某円建て債券の案内がありました。
いわゆるノックイン債というヤツで、利回りはけっこういい方。
ノックイン債をご存知ない方のために大ざっぱに書くと、こんな感じ(ノックイン
債によっては詳細が異なるかも)。
・基準価格というのがあり、その基準価格×60%をノックイン価格とする,
今回の場合は4/28の日経平均が基準価格
・日経平均が基準価格×105%(判定価格といそうです)超過を続ければ、短期で
償還(調子がいいから、もっと 長く持って配当を稼ぎたいと思ってもそれがで
きない)
・一度でもノックイン価格を割って、償還日までに判定価格にもどらないと、
元本割れ
・ただし、ノックイン価格を割っても、償還日までに判定価格にもどると元本
が返る
・償還日前の売却:可能(できないのもあるそうですが)
なんでわざわざそんな難しいことをするのか、多少利回りが低くてももっと素直
なフツーの債券でいいじゃないか。それに、日経平均がノックイン価格を一度下
回っただけで、なんでそんなに差が出るか理解不能(先物とかオプションとかが
からんでるんでしょうけど)。
ノックイン価格を割る確率は低そうだけど、基準価格となる4/28の日経平均が
いくらになるかなんて予測不能。債権とはいってもこれじゃバクチの要素大。
要は羊の皮をかぶったオオカミか?
リスクを背負うのは株とFXだけで十分なので、アタシ自身で理解できないもの
はパスしました。
なお、当然ですが送付された資料や電話での説明では、元本割れのこともちゃん
と説明があったので念のため。
利回りを少し下げてでも、もっとマトモな債券を出してほしいものです。
銀行定期よりちょっといいだけでも、買いたい人はけっこういると思う
んですけどね。
>さらに勧誘された商品の仕組みが分かりづらい場合は、なおさら要注意ですね。
まったく・・・。
昔はこんなややこしい債券なんてなかったと思うんですが、これも
グローバル化による米国流強欲資本主義の流れなんでしょうか
美味しいうどんさん
>配当権利落ち直前にかなり下げて来ている銘柄を買う。
>配当後、反転し騰がり易い可能性が大きい銘柄である事。
なるほど、後者の見極めができればけっこうよさそうですね。
次回の参考にさせていただきます。
時々ご訪問下さってありがとうございます。
日記を拝見しましたので入って来ました。^^
利回りの事なんですが ごく普通のやり方で高配当を得る事が出来ます。
参考までに、この3月期に以下の手口で高配当と株高利益の両方をゲットしました。
「要点」
配当権利落ち直前にかなり下げて来ている銘柄を買う。
配当後、反転し騰がり易い可能性が大きい銘柄である事。
買った銘柄 クルーズ(2138) 配当金1500円/株
株価(安値) 3/25(金)70100円
3/28(月)70600円
3/29(火)66200円(配当権利落ち日)
4/1(金)73400円(終値)、75300円(高値)
この株を3月25日、28日両日に計200株買いました。
平均買いコスト70700円×200株=14140000円(投下資金)
配当金1500円×200株=300000円(配当金)
4月1日現在終値73400円ー70700円=2700円(値上がり益)
200株×2700円=540000円(値上がり含み益)
利益総額 配当利益300000円+値上がり益540000円=840000円
所要日数7日 利回り16.83%(年利換算)
実際には信用で買いましたから、現金投下はありませんでした。
所要日数7日でしたから、実質利回りは877.51%の高利回りとなりました。
さらに3/29の安値66200円を付けた時66400円で追加買いをしていますから
利益金はもっと多く膨らんでいます。
国内株投資ででも効率運用出来ますから、あやしい債券投資に手を出さなくてもよい方法はあるものですね。(^^)
この手の勧誘、多いですね。
やはり何としても勧誘して売りたい商品は、売る会社が儲かる理由があるからでしょう。
さらに勧誘された商品の仕組みが分かりづらい場合は、なおさら要注意ですね。
悪い評判しか出てきません。
詳しい人によれば、オプション売買と同じだとか。やはり素人は手を出せない
ですね。
ノックイン債券(bond with a knock-in provision)という商品の裏のカラクリは、「100回ジャンケンして一度でも投資家が負ければ、投資額の20%を相手に取られてしまう」というような商品ですね。
つまり、Japan’s Nikkei average 日経平均や株価下落のリスクを一般投資家が、一方的に全面的に引き受けさせられる不合理に設計された商品で、競馬やパチンコよりも勝率が悪いものですよね。
もっと言えば、賭博などというものではなく、やろうと思えば1回の株価操作によってノックイン価格を瞬間的に定められた数値より下回らせることも可能なわけですから、うさんくさい商品ですよね。したがい、我々一般投資家はあまり手を出すべき商品ではないのではないでしょうか。