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リンク債
三菱UFJが売り出したリンク債がとうとうノックイン価格に到達してしまったようだ.
基準値は17789円.ここから20%下落したときの価格は14231円.
これが最近話題のノックイン価格14231円である.
ノックイン価格を割ってしまうとオプションが発生し、ヘッジが不要となる.ヘッジが不要になると,そこにかかわっていた先物は成り行きで一気に処分されるため株価の下落を加速させる要因になる.
市況の悪化を受けて,これを狙った売り方が仕掛けていたらしい.そしてノックイン価格に到達.これにより引き起こされる更なる株価の下落は,また別のリンク債のノックイン価格に到達することになる.リンク債は14231円が高値として10000円水準まで存在しているそうだ.ノックインがさらなるノックインを引き起こす.負のスパイラルが起こり,一気に株価を低下させる要因になるかもしれない.
リンク債のノックイン価格は,一度でもその価格に到達すればよい.そのため,売りが売りを呼んだあとは買い戻される可能性が高い.そこが買い方の次のポイントになる.
これからの日経はどうなるか?
14000円は割ると思う.
これまでの年足を見ると13200円まで下げるかもしれない.
個人的には,13500円以下で買いにいこうかなと考え始めている.
ps.
ちなみに,リンク債を購入していた投資家は,20%の損失を負ったことになる.一方で運用サイドは買いポジションでいくらかの利益がでる.オプション取引は怖いなとつくづく思う.
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今朝の日経新聞に載ってましたね。12、000円から13,500円位のノックイン価格が多いようですが、ただ、額自体はそう多くないようですが。しかし、アメリカが騰げても下がる木、金曜日はちょっと目先、弱気過ぎる気がします。
goldfinger
ノックイン価格は,なかなか到達しない価格で設定されてますね.まだまだ影響は小さいかもしれません.
額は多くないらしいのですが,株価を支ええているラインを突破する材料になることを懸念しています.為替の1ドル80円に到達したのも,このリンク債による影響が多きかったそうです.