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ブログ

冷静に判断する長期投資家

被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 

災害情報は、関係者の発表やマスコミ各社で
報道されているのでそちらへ。

 

素人のひとりごと日記です。

 

先日、システム障害を起こしたメガバンクに
お金を引き出しに行った。

 

支店に入った瞬間、緊張した空気を感じた。


最初に応対に来られたピカピカの女性行員さんが
わたしの簡単な質問に汗を流しながら懸命に説明してくださった。

 

わたしは、一言も文句を言っていないのに


何人もの行員さんから

 

「申し訳ありません。」
「大変申し訳ありません。」と言われた。

 

怒っていませんけど・・・

 

支店から出てきたとき重たい空気から解放された気持ちとともに
金融危機は終わっていないことを肌で感じる思いがした。

 

「今回の国難で、これまで字を読み違えたくらいで総理大臣を叩いて喜んでいた人達が
国家や政府機能の重要性を再び認識したとすれば、そのことは日本の将来にとって
プラスだろう。」

 

(リチャード・クー氏のリポートより引用。前後文章を参照願います。)

 

危機対応されている人たちにこころより敬意を表します。


募金の協力はしていますが
専門的な技術をもった人々に頼るしかない。(同リポートの表現を引用)

 

長期投資家は、このような時に
頑張っている日本の企業に投資といった形で応援するのが
本来の役割のひとつ。

 

ただし、今回は、かなり厳しいので
冷静に判断している長期投資家が多い。

 

震災後は「西日本の投資家しか買いを入れなくなった」(カブドットコム証券)

 

(日経新聞より引用)

 

なるほどと思う。

 

日本の市場専門家などが日本の災害に目が向いている間に
世界経済も相当の状況になっている。

 

中東情勢も厳しい。


正確な数字はわかりませんが
特別な富裕層を除いたエジプトやリビアのエンゲル係数は80~90%くらいか。

日本は、グルメ好きの人を除けば20%くらいか。(詳しくは公式数値参照)

 

中東問題は、日本の重要な石油の輸入国サウジアラビアまで広がっている。
デモが止まらないバーレーンとサウジの間に橋がある。

(投資家はここに注意すべき。)

 

お金がなくてもデモや暴動は起きないが
食べる物がなくなると起きる。


QE2(アメリカFRBの金融緩和第二弾)の副作用で食料品価格が高騰している。

 

エンゲル係数が高い国に新興国の代表選手
中国(都市部と農村部を分けてみる必要がある)とインドがある。


引き続き注意を要する。

 

わたしが、昨年インドに行ったときも村の暴動があり
軍により高速道路が封鎖されており
迂回ルートをとることになり、驚く風景を見ることになった。

(マレーシアに行ったときに見た風景と似ていた。)

 

日本、アメリカ、ともに国家予算が組めない状況になっている。


ヨーロッパのECB(欧州中央銀行)は、圏内でソブリンリスクが発生しているのに
金利を上げると言っている。

 

(先進国は金融緩和、新興国は金融引き締めの構図がおかしくなる。)
(プログラムを修正していないロボットがエラーを出す。よくわからない世界です。)
(日米欧が協調できなくなった可能性もある。)

 

積極的な長期投資家不在の中、より一層ロボットの
ブログラム売買により株価の振幅の幅は大きくなりやすい。

 

正直なところ今は、日本も大災害になり、株どころではないといった心境。

 

少し前

ギリシャに行った人に聞くと、給与がもらえない公務員が働かなくなって街はゴミだらけ。

アイルランドに行った人に聞くと、空き家だらけ。

 

 世界経済の中心アメリカでは、財政難により、すでに政府機能の一部を停止している。

(アメリカ合衆国は、国家の財政難だけでなく、州の財政難にも注意する。)

 

こんなことが起きているのに多くの日本人はのんびりしていた。
そこに大災害です・・・

 

「日本が一致団結すれば今回の天災は乗り越えられる。」

 

海外の論調は逆で、「日本はすごい」というトーンのコメントが多数出ている・・・
人々が整然と行動していることに対する驚きと敬意を示している。

 

(同じくリチャード・クー氏リポートより)

 

そのためには、少しでも正確な情報が必要になるでしょう。

 

今、世界で起きているリスクは、インフレではなく
世界的な景気後退であることを認識すべきかもしれません。

 

そして万が一の通貨危機になる可能性もある。

 

「今まで起きてきたこと」
「今起きていること」
「これから起きる可能性のあること」

 

わかる人だけ、人助けをしながら
あわてず慎重に万が一の
再度の金融危機に備えてもよいかもしれません。

 

素晴らしい人々の懸命の努力により、
インフラ面などが徐々に回復し
一時的に楽観論がでるかもしれませんが

 

世界金融危機の問題の根は深い。

 

想像できることは起きる。
なぜならば想像もできないことが起きるから。

 

1人ではできることに限界がある。
今まで以上に
助け合いの気持ちが大切になると思う。

 

 

 

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