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不安定なグローバルマーケット

この度の災害により被災された皆様に
謹んでお見舞い申し上げます。

 

ひとりごと日記です。

 

先日、コンビニで「午後の紅茶」とパンを持ってレジ前の列に並んだら
前の人で少々待たされた。

 

何をしているのかと思って見ていたら、店員さんが奥から段ボール箱を出してきた。
段ボール箱の中には、ミネラルウォーターが入っていた。

 

「買占めは、ダメですよ~」と言われているのに
誰だと思って顔を見たら、普通の感じの人だった。

 

・・・

 

日本の災害などにより(その前から株価は下がっていた)
株価は、暴落後、戻っている。

 

「海外投資家日本株買い」
「長期投資で収益狙う」

 

個人投資家1,998億円売り越し
証券会社の自己売買7,281億円売り越し

 

対して

 

海外投資家9,552億円買い越し

 

(日経新聞参照)

 

海外投資家が日本株を割安感で買っていると言う。
経済ニュースでもそのようなニュースを携帯で見る。

 

一方で、外資系の従業員は、関西のグレードの高いホテルに宿泊して仕事をしている。
東日本から、関西に移動している。本国に戻っている外国人もいる。


休日の、関西の大型電機店では、レジのところに買い物客の行列を見かけると聞く。
以前とは異なり、中国人は少なくなり、そうではない外国人をよく見かけるらしい。

 

一部報道でもあったように、日本を脱出している外国人がいる。
中国の人たちは、空港で列が並ぶところもある。

 

外国人の実際の行動は、日本脱出、または東日本から西日本に移動。
投資の行動は、日本株買い。


(本当に日本株を長期で買うのであれば、
多くの外国人が、ビジネスチャンスを求めて日本に来るはず。)

 

矛盾しているので、どちらかが正しいのでしょう。

 

買いのオーダーは、長期投資家の節はなく、逃げ足の早い
ヘッジファンド系のオーダーが多いのではないかと
証券会社の方から聞いた。

 

わたしの推察では
デリバティブの世界で日本株を売っている人たちを
実力のあるヘッジファンドが強引に踏みあげている一面もあると思う。
(もちろん、くわしいことはわかりません。)

 

大震災後(この時点では震災だった)N証券の投資情報部の張り紙を店頭で見た。
日経平均株価の予想レンジが8,000円~9,500円のレンジだったので
そのレンジにならないと確信した。

 

わたしが張り紙を見た翌日、日経平均株価は上昇し、9,600円台になった。

やっぱり・・・

 

過剰流動性によって威力を戻したヘッジファンド勢の攻撃により
株価を含めグローバルマーケットは、不安定な動きをすると思う。

 

過剰流動性相場は、難しい。

 

今回の災害により特例公債(公債特例法参照)の話もあるが
副作用に注意したい。

 

興味のある投資家は、今回の世界金融危機を警鐘されていた 
ハーバート大学教授のケネス・S・ロゴフ氏共著

 

「This Time Is Different 」

 

今回の危機はこれまでと違う。本の内容は、今回も同じ、歴史は繰り返す。
日本語翻訳本が出版されている。

 

本のタイトルは「国家は破綻する」(日経BP社出版)
金融800年の歴史書でもある。

 

英語が少しでも読める人ならば、
どうしてこのタイトルになるのかよくわからない。

 

「民間の借り入れの大幅増と資産価格の急上昇に続いてマクロ経済の破綻と
政府債務の急拡大が起きるのは、どれもきわめて典型的な症状である」

(日本語版への序文より)

 

・・・

 

為替も神経質な動きになるだろう。

 

G7( Group of Seven)の協調介入と言っても
イギリスやカナダはもともと円を余分に持っていないので
あまり円売りできないと思う。(為替に限らず、くわしくは専門家へ)

 

ヨーロッパは、国家危機がギリシャ、アイルランドから
ポルトガル、スペインとドミノ倒しになっている。

これらの国々に輸出をして利益を得ていたドイツも悩ましい立場にある。

 

また、中国も不安定な状況が続いている。
バブルを抑えるのに懸命になっている感じがする。

 

市場の目がほかに向いているときに
たとえば(わかりやすいところでは)昨年12月25日クリスマスの日に
中国人民銀行は、基準金利(政策金利)の引き上げを発表。

なるべく目立たない様に金融引き締めを続けている。

 

日本の1989年のバブル崩壊の教訓を

今のところは生かしているように見える。


中国は、大国なので国家の舵取りが難しい。
今後のことはわかりません。

 

中東問題

 

これもなかなか解決しない。


日本は、原油の多くをこの地域から輸入している。
今の日本のエネルギー供給状況で、中東の不安定はとても困る。
チョークポイント(くわしくは海運会社の方へ)の問題もある。

 

世界経済の中心

アメリカ経済も中味を見ると少しも良くない。


雇用統計など失業率が減ると
専門家やマーケットは間違った反応をする。

 

「アメリカ経済は回復基調にある~」

 

日記に書いてきたように、職を捜すことをあきらめた人たちが増えているので
分母、分子の関係で良くなったように見えるだけ。

 

労働参加率も改善していない。
わかりやすいとこでは、長期失業者割合の推移など。


職探しからギブアップしてしまった人たちが多いことを意味する。

 

また、日本の災害による日本企業の

サプライチェーン(供給連鎖管理)の被害は
欧米の企業にも影響する。


日本抜きのサプライチェーンなど簡単にはできない。
投資家は、評論家と違うので常識を持つべきかもしれない。
(自分で集めた情報で自分で考えることが大切だと思う。)

 

世界でもデカップリング論が間違っていたように
日本国内でもデカップリング論などないでしょう。

今回の災害の影響は、全国にさまざまな形で出てくる。

 

東北地方太平洋沖地震の災害は、阪神・淡路大震災のときと
世界経済の状況、金融市場の状況、日本の財政状況など
当時と状況が比較にならないと思われる。

 

阪神・淡路大震災だけでなく、教科書でも勉強した
関東大震災(1923年9月1日)も教訓にすべきかもしれない。

 

「生きる力」
「震災が新たな価値観作る」
「支援しつつ学ぼう」

 

(日経新聞のこころのページより)

 

おすすめはしませんが
一時、人気があった本で、人気の出る前からわたしも読んでいた本です。
今、もう一度読んでもよい本かもしれない。

 

「佐賀のがばいばあちゃん」

 

 

 

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