TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ジャパンリアルエステイト投資法人】空室の埋め戻しは遅れ気…
空室の埋め戻しは遅れ気味で、賃料下落も想定より厳しい
<分配金利回りの魅力は乏しくなった>
11/3期(10-3月)、11/9期(4-9月)通算のTIW予想分配金利回りは3.9%。金融緩和による長期金利低下や日銀によるJ-REITの買取決定を受けた投資口価格の上昇にオフィス市況の低迷によるDPSの低下が重なり、分配金利回りからみた魅力は乏しくなったと考える。
<LTV引上げによりEPSの低下を防ぐ方針>
景気の先行き不透明感を受けオフィス市況の回復は遅れ気味。このため10/9期(4-9月)末のLTV(有利子負債比率)は41.3%と既に巡航時の上限の目処とする40%を超えているが、EPSの水準を維持するため45%程度まで引上げることもあり得るとしている。この場合の追加取得余力は423億円となる。仮に借入で物件を400億円取得すると半年間のEPSを850円程度押上げるとTIWでは試算している。TIW業績予想では、11/3期末に物件を 200億円取得するとの前提を置いた。(堀部 吉胤)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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