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中国の熱銭から学ぶ

ひとりごと日記です。

重要なことを適当に書きます。
(真面目に書くと、とても難しくなる)

中国の「熱銭」

熱銭(ホットマネーとも投機マネーとも言われる)が
中国の不動産バブルを発生させた。
くわしく書くと株式や農産物バブルも発生させた。

大きな問題のひとつに中国の不動産バブルがあった。

難しいところですが、

アメリカの金融緩和と
中国の不動産バブル、そして日本株の株価動向は関係する。

中国には、香港があり、
香港ドルは、実質ドルペッグ制をとっている。

中国は、静かに売っていると言っても
米国債を大量に保有している。

輸出で外貨を稼いでいたので
基軸通貨ドルの影響を受ける。

いろいろ書くと学者さまのようになるのでやめる…


簡単に書くと

米国がマネタリーベースを増やしていたので
大量のドルを吸収するため

中国もマネタリーベースを増やす必要があった。
(資金需要がない中で、中国もお金をジャブジャブにしていた。)

また、デフレ大国の日本と違いCPIが預金金利よりも高く
預金をしていても実質資産価値が目減りする状況にあった。

中国の富裕層は、預金すると損するのでお金を使ってしまった…(^^♪

日本の場合は、預金金利がゼロに近くても
モノの値段が下がっているので、ゼロ金利でも損しない。(今のところ…)

中国の場合は、人民元が政府のコントロール化にあるので
ジャブジャブにしても、余ったお金が外国に行かない。


サブプライム問題の表面化前の
日本の量的緩和のときは、外国に行った。

日本の個人投資家も経験されように
安い金利の日本の円を売って
グローバルソブリンファンドなどを通じて、海外にリスクを取りに行った。

サブプライム問題後、アメリカの過剰流動性が
昨年の株高をサポートしてきた。(・_・;)

FRBのバーナンキ議長が、ヘリコプターから
ドル紙幣をバラマキしないといけないほど
デリバティブの世界で巨大なバブルが崩壊している。

そして、ヨーロッパでも
ドイツのフランクフルトにあるフランス人のトリシェ総裁の←バランス感覚を読む
ECB(欧州中央銀行)が同じようなことをしている。

これから、「ソブリンリスク」と名の付く
未体験の副作用が出てくるだろう。
今投資をされている人は、歴史の証人になれると思う。

市場専門家などの中には、中国などの新興国の景気がよいと言った論調もあるが、
わたし自身、中国にこの一年間に3回行ったが
お世辞でも景気がよいといったような「錯覚」は起さなかった。

建設工事の音は、騒がしいものがあった。(>_<)


その中国の熱銭が不動産に行って
中国不動産バブルが完成していた。

中国には、日本の不動産バブル崩壊の教訓があるので
不動産税(日本の固定資産税のようなもの)を上げる。

預金金利の上昇も想定される。
徐々にブレーキを踏んでいる。

ただ、悩ましいのは
中国の金融政策の「偉い方」の中には
金融経済にくわしくない方もいらっしゃるようだ。

中国は、共産党一党独裁の国で
主な幹部は、天下りしているので
金融経済のことは、基本的にはわからない。

デリバティブ金融専門チームがサポートしていると思うが
なかなか簡単には理解できないところもあるでしょう。

日本でも、上司より部下の方が優秀なことはよくある。
そのようになると困るのと同じような「イメージ」です。


最近、知り合いの会社員が
居酒屋で上司の不満を言って飲んでいたら
横のテーブルでその上司が飲んでいた

と言った「笑えない話」があった。


中国の金融引き締め策が
日本の株価の頭を押さえているところもあることを
頭に入れておく必要もあるでしょう。


おしまいです。


PS.

先日、ステート・ストリートと名の付く会社の人と偶然お話をした。
周知の通り、ステート・ストリートの本社は、アメリカのボストンにあるので
野球の松坂選手や岡島選手は有名です。

少しだけ話を書くと
以前にも日記に書きましたが
ロンドンの日本株専門チームは、撤退したままらしい。

「撤退」という日本語を使っていた。

世界で見ると、長期投資家好みの「いい会社」の株式を
長期で保有してくれる日本株のスペシャリストが
少なくなっているのが現実かもしれません。

ユーロが元の通貨(ドイツマルクやフランス・フラン)に戻るのは
「政治的にも難しいところがありますよ~」と言っていた。

以下省略



わたしのような長期投資家は、専門家と違い

株価が上昇すると弱気になり
株価が下落すると強気になる。

ただ、今回の経済危機は、世界恐慌レベルなので
前回の世界大恐慌のときに
NYダウが90%下落したときの破壊力があると認識している。

(現在の株価は、悪材料を折り込んでいないと思う。)
(短期的な反発は、何度もあるでしょう。)

為替も物価の変化の動きを考慮した
実質レートでは、1ドル56円くらい
(詳しくは、日銀のホームページへ)

三井住友銀行チーフストラテジスト宇野大介氏の本
「1ドル50円で日本経済が変わる!」のタイトルも
実質レートを知っている投資家には理解できることもある。

わたしは、GDPの180%の巨額の政府債務を持つ※
日本の円が、現段階で、そこまで強いとは思っていない。



日本は、世界第二位!の借金大国
(多くの国民は、借金感覚が麻痺していると思う。)

世界第三位は、紛争の多いレバノン
(日本は、借金比率では、レバノンに勝っている?)

輝く世界第一位は

無政府状態のアフリカの「ジンバブエ共和国」

わたしは、百貨店で買ったジンバブエ・ドルを持っている。

100,000,000,000,000ジンバブエ・ドルを
630円で興味本位に買った。

ワールドカップの開催されている南アフリカの隣国で
世界遺産もあるので、勇気ある人はどうぞ…

もとい

購買力平価では、もう少し円安になってもおかしくない。

要するに為替は、難しい…


今週号の日経ヴェリタス誌に
「CDS」が巻頭特集になっています。

「CDS」のことが理解できないと
これから起きることも永遠に理解できないと思う。

投資に興味のある方におすすめします。


複雑な経済状況の中ではありますが、
チャンスがあれば、買いPicksしたいと思います。
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