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「イカサマ賭博場」から勇気ある撤退は出来ますか?

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野球賭博問題で大揺れの相撲界。今更何を騒いでいるのか理解出来ない。相撲やボクシングや芸NO界などは興行。ヤクザなしには語る事が出来ない。よって、ヤクザの介入は当たり前なのだ。以前勤務していた会社が両国にあり、近くに相撲部屋が多数あった。得意先では公然と相撲賭博。胴元は柳橋にあった。得意先以外に多数の企業や日本全国の一般人がやっていた。もう時効なので口にしますが、私も付き合いで数年やった経緯がある。一口3000円からで毎場所3口やっていた。そもそも賭博がお上(おかみ)が許可するモノとそうでないモノが混在する事自体異常だ。公営ギャンブル・宝くじなどはお上に上納金が発生する。主催者は特殊法人または財団法人で、中央官庁の管轄だ。要は上納金を差し出せば許すと言う事だろう。私は過去ギャンブル・賭博の殆どは経験しているが、唯一する気がないのが宝くじ。なにせ払い戻し率は40%台と他を圧倒している。公営ギャンブルは75%。1兆円の売り上げの実に50%以上を、初めから差し引かれ、残りの45%前後しか払い戻しの対象にしかならない。全く馬鹿げた話だ。尚且つ、55%前後のかなりの割合を役人らにネコババされてはたまったもんじゃない。株コロガシでは10%。前者は購入と同時に上納金が発生するが、後者は違う。しかし最大の問題点はここに潜んでいる。人は単純なギャンブル程ハマってしまう傾向がある。丁半賭博は出た目が偶数か奇数かの二者択一。賭場で盆ゴザを前にヤクザが壺を振る。盆ゴザの中央に中盆と壺振りが相対して座る。丁に賭ける客は中盆側、半に賭ける客は壺振り側に座る。用意が整うと中盆が「壺っ」と声をかけ、参加者は盆ゴザの上に丁半それぞれへの賭け金を置く。丁は中盆側、半は壺振り側である。丁半の賭け金が同額とならない場合、足りない側へ賭ける人を中盆や合力(その場を取り仕切る雑用係)が募集する。この際、募集に応じた者には負けても出目によっては勝負無しなどの特権が付与されたようである。どうしても丁半の賭け額に過不足がある場合は場主がその分を立て替える。その後「勝負っ」のかけ声で壺が開かれ勝負が決する。場主(貸元)の収入はもっぱらテラ銭による。テラ銭は勝者への支払額から一定割合を差し引く。通常四分、時には五分から八分、また時には一割以上のテラ銭を取る場もあったようである。また6ゾロのとき一割など、目によってテラ銭の割合が変化する場合もあったという(一部引用)。何かに似てはいないか?お気付きの方もいらっしゃる事と思います。丁半だけに非ず、カジノにも「さくら」が存在する。以前カジノに滅法ハマり、毎日通っていた。朝帰宅し入浴後、競艇場へ行き、カジノ、雀荘、帰宅。この繰り返しの毎日。堕落の人生は2年で終止符を打った。当時カジノでは店にもよるが、3万円分チップを購入すると2万円分チップがサービスされたり、5万円分だと3万円だったり、10万円分だと5万円サービスする店さえあった。ドリンク・タバコ・食事・電話などは、どれだけやってもタダ。日本人に混じってやっていたのはキムチ人。特に赤坂界隈では非常に多かった。キムチ人と日本人は勝っていても負けていても熱くなる傾向がある。大きな「金」が動く卓では「さくら」がいる。プロだけに金持ちを手玉に取るのは抜群に上手い。バカラが廃れた(すたれた)のは警察の手入れの影響もさる事ながら、最大の要因はマンセー人の出現だった。奴等は組織があり、ばれない様に一人づつ店にやって来る。そして10万で15万分のチップを手にし、同じバカラ卓に着く。ゲームが始まり一方がプレイヤーに賭けたら、もう一方はバンカーに賭ける。この逆張りを終わりまで繰り返す。バンカーサイドにベットし勝った場合に賭け金の5%(理論上有利なので)コミッションが控除される。仮にカード(トランプ)4セットの場合、30回前後ゲームが行われる(引き分けは含まない)。仮に全てのゲームに1万円づつベットしたら、30×10000×0.05=15000円分のコミッションを取られる。それに全てのゲームに参加しなくても良い。ワンセットゲームで二人30万円スタート(一人15万円)で15000円引かれ285000円が手元に残る計算になる。元金は20万円なのでそこでアウトしたら85000円の利ザヤとなる。これを多数で店を何件もハシゴする。この様な手口が横行したから、店側がサービスを渋った。当然日本人やキムチ人は旨味が無くなり、行かなくなる。これがカジノ衰退の実態。私も手入れ寸前に脱出した事が2度程あった。しかし殆どの店は警察と繋がっていて、予め店から「●●さん、今日は何時頃帰った方がいいですよ」と教えてくれる。故に手入れされる店はヤクザが絡んでいない店と考えて間違いない。   
話は長くなりましたが、半か兆か、プレイヤーかバンカーか、上がるか下がるか。この様な単純明快なゲーム程人々はハマってしまう。それに賭博場(市場)には「さくら」が付き物。継続して勝てる個人は5%前後とも言われる。増して最初から機関投資家・ファンド・胴元らと資金面・情報力・処理能力などで、途轍もないハンデがある事を決して忘れてはいけない。恐らく5%前後の個人はかなりの割合で、何らかの繋がりのあるインサイダー連中の可能性もある。「偽レーティングやデマをチョロリと出せば、コロリと落ちる。チョロイコロリのインチキンチョール、エコタイプ。あの人が最後に言った言葉です」(読み人知らず)             
「勝ち逃げ」いい響きですね。勝っているうちにイカサマ賭博場から撤退するのが、賢いのでしょうが、人には食欲・性欲・物欲があり、これらをを満たす事が可能な金(カネ)。それがなかなか出来ないのは「人の性(さが)」なのでしょうかね。因みに連中らは私達を「ウジ虫」と呼んでいるそうです。                                        
http://www.kincho.co.jp/cm/html/kinchol_kincholinko/index.html
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3件のコメントがあります
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    味噌煮込みさん
    2010/7/17 12:43
    読ませていただきました。
    夢と現実とその裏側・・・
    やはり物事は立体、3Dで考えないといけませんね。
    勝ち逃げ・・・・逃げるが勝ち・・・・同じようで違うような不思議な言葉。
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    日々是勉学さん
    2010/6/27 18:57
    権力と結び付いた胴元ほど儲かるものも
    ないですね。理解していた「つもり」ですが、
    改めて知ることも多く絶句。
    凄く勉強になりました。

    脱線しますが、
    相場師って言われる人たちの体験談なり
    著書を読むと、皆異口同音に「給料を定期的に
    もらえる仕事が一番良い」と。
    努力してもどうなるか分からんことよりも
    努力したら必ず何がしかの見返りがある
    仕事が一番イイ、っていうのは分かりそうな
    ものですが、そうでもない・・・。

    投資するの「も」良い、ってだけなのに、
    貯蓄は悪、のような風潮もあったし、
    そうかと思えば例外をもって(ヒルズ族などなど)
    「投資する連中は敵だ!!」と言わんばかりの
    空気づくり。
    世の中おかしなことだらけですね、ほんとに。
    まともな時があったのだろうか。
    でもまぁ、封建社会(極端な例ですが)と比較すれば
    極楽みたいな世界かも。

    勝ち続けるのは不可能ですが、
    勝った5%の人たちのやり方を勉強すると、
    如何に自分がアホでどうしようもなく下手で
    悪い見本だったかがイヤというほど理解できるので、
    大失敗から地味で地道な努力を繰り返して成功した人たちの
    軌跡を辿るしかないんだなー、と痛感中です。

    勝ち逃げ、うん、本当に良い言葉です。この上ない響きの良さ。
    勝っても負けても如何にうまく逃げられるかが重要だと
    認識させられました。戦上手は逃げ上手、って名誉な話
    だったんだろうな、としみじみ思い出しました。
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    松尾バナナさん
    2010/6/27 18:14
    恐ろしい、末法思想じゃ

    日本の証券取引所、実は賭場だった。
    寺銭を日本国が徴収していた賭場だった。
    マンセー人のようなのが市場に居座っている。
    ええっ、純真な株初心者の私は、驚きです。

    土曜日の深夜、例の朝までなまTVチラッとだけ観ました。
    参加者の方々(ガタガタ)は、
    証券取引税30%は他所の国でもやっている、やらなくちゃと、
    株式市場が、今どうなっているか全く知らないのです。
    それで政治家やっていて良いの?

    堕落汚バマさん 曰く、
    >これがカジノ衰退の実態
    、、、似ているなぁ
    日本株式市場だけではなく、
    米国以外の市場のチャート、おおよそは似てますね。
    このままでは、
    日本の資本調達の市場は衰退する可能性も出てきます。

    堕落汚バマさんの話、
    疑心暗鬼な私は、隅で焼酎をなめていて、聞き耳を立てています。
    よく立ち飲み屋でくだを巻いている赤ら顔のおっさんが居ます。
    もつ焼きをほうばりながら、
    「汚バマはん、次はどやねん、あいつらどないな手でくるのや?」
    注)なんちゃって関西弁
    どないな手で来る
    どないな手

    キンチョリンコされるのでしょうか。
    だめだな私

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