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No.372 日経平均36円高、材料難で上値重い=9日後場

9日後場の日経平均株価は前日比36円14銭高の1万1204円34銭と小反発。小高い水準で動意の乏しい展開が続いた。引けにかけて輸出関連株の一角が戻りを試し、しっかりした値動きとなったが、手掛かり材料難で指数の上値は重かった。株価指数オプション4月物のSQ(特別清算指数)推定値は1万1146円95銭。東証1部の出来高は22億3383万株(うちSQ分は概算で4億900万株)。売買代金は1兆8222億円(同4960億円)。騰落銘柄数は値上がり1065銘柄、値下がり473銘柄、変わらず137銘柄。

 中堅証券のマーケットアナリストは「2000年以降、騰落レシオが140%を超えたのは3回あるが、いずれも120%程度まで落ち着くために必要だったのは日数で、価格的には上昇している。今回も同様に日柄調整が期待される。足元では銀行株や内需株への循環物色に指数は下げ渋っているが、これらは本腰を入れたような買いではない。一部の小売業の決算発表をみても、今後の展望が不透明すぎる企業が目に付いた。国内景気は外部環境の好転によって緩やかな回復がみられるが、率先して買いを入れるようなセクターではなく、主役は依然として輸出株だ」と指摘している。

 業種別では、10年8月期連結業績予想を上方修正したファーストリテ 、11年2月期連結で増収増益予想の7&iHD など小売株が堅調。日本紙 など製紙株もしっかり。商船三井 など海運株も継続物色された。JFE 、新日鉄 など鉄鋼株も高い。DOWA など非鉄金属株も買いが優勢となった。大和証G など証券株も上昇。ホンダ など自動車株の一角がプラスに転じ、みずほ など銀行株も底堅い。個別では、シティ証が目標株価を引き上げたANA や、10年3月期連結業績予想を上方修正したネットワン なども高い。

 半面、国際帝石 、出光興産 など石油関連株は下落。東京海上 など保険株も上値は重かった。メリル日本証が投資判断を新規「アンダーパフォーム」とした浜ゴム 、住友ゴム などタイヤ株も軟調。中部電 、東北電 など電力株もさえない。個別では、ゴールドマン証が投資判断を引き下げたキヤノン 、10年2月期連結業績予想を下方修正したスギHD などが安い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、21業種が上昇した。

提供:モーニングスター社
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