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TARPを振り返って

ひとりごと日記です。

今日、自販機で水を買おうと思ったら
値下がりしていた。

自販機くん~

君もか?

と思った。


日本はデフレ。

デフレと言われている国に
世界の長期投資家の腰の座った買いは期待できない。


さて、

TARP

トラブル アセット リリーフ プログラムのこと

リリーフは、野球のピッチャーのイメージを持っている。

TARPは、投資家の押さえどころかもしれません。


周知のとおり、TARPは、米国の不良資産救済プログラム。
7000億ドルものお金が用意された。

証券化商品の買取りも期待されていた!


当時、ノルマ営業に邁進にしている
証券会社などでは

「これで大丈夫です~」

などと言っていた。

(^^♪

しかし、実際に使われたのは、
AIG、City、GMなど「御三家」を中心に
お金が使われてしまった。

(・o・)!


TARPは、結局、本来の目的である
不良資産の買取りには、1円も使われなかった。


証券化商品の優先劣後構造を理解しないと
今回の問題の深刻さが
問題が表面化するまでわからないでしょう。

そのときは、すでに遅い。


アメリカ政府は、
証券化商品は、値段がつかないから
もとに戻してよいとした。

問題の先送りです。


アメリカ政府がしたので各国も同じようにした。

今年4月

1月1日からさかのぼって償還まで保有するのであれば
評価損を計上しなくてよいとした。

紙くずなのに、
分かりやすく言えば、
買った値段で評価されたりしている。

「表向き」損失額は減っている。


日経さんは、損失が減ったと書いているので
知らない人が読むと誤解する。


一部の市場専門家などは、米国の経済危機対策は、
素早いとする論調もあるようですが

現実は、残念ながら
あまり効果がなかったと理解すべきでしょう。

(・.・;)


TARPの効果でもわかるように

米国の金融危機は、終わった訳ではなく

これから政策当局と金融機関との
バトル(ポケモン用語より)または
出来レースが始まると思う。

ドバイの問題やユーロ圏のギリシャの格下げ
甘く見るとダメでしょう。

ソブリン・リスクの始まりです。


おしまいです。


PS.

今日の日経新聞で大手外資系証券会社の
日本法人トップの人事が記事になっていた。

私が、若造のとき一度お会いする機会があったが
隙のないとても優秀な人だと印象を持っている。
(わたしなどが、評論できる方ではない。)

なつかしさもあり、少し驚いた。

なるほど~とも思った。
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