【日本マクドナルドホールディングス】09/12期2Q累計は…

[TIW藤根 靖晃さん]

09/12期2Q累計は32.8％営業増益になった

同社は積極的なFC化を進めることで、営業利益率の改善と自社設備投資の削減が図られている。2011年末にはFC比率を70%まで高める目標。既存店が好調な要因は、採算性が低下しそうな店舗を早めに閉鎖していること、「クォーターパウンダー」など新商品・新サービスを投入しているからである。株価は 1,700円台で張り付いているが、09/12期2Q累計（1-6月）決算は順調であり、緩やかな上昇に転じていくとみている。


09/12期の2Q累計売上高は前年同期比9.3％減の1,840億円(会社計画1,800億円)、営業利益は同32.8％増の96.3億円(同100億円)となった。減収の要因はFC契約に切り替えたためで、FCを含めた全店売上高は同4.1%増。2Q累計の既存店売上高は前年同期比102.5%、客数は同98.4%になったが、新規メニューの導入などで客単価は同104.1%に上がった。営業利益の増加は売上高増、一般管理費削減などによる。

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