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●英中銀金融政策委員会の政策金利発表に注目

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今日の欧米市場では、英中銀金融政策委員会の政策金利発表が注目される。0.50%の利下げ予想が多いが、一部には利下げ見送りの見方や、大幅な利下げになるとの見方もみられるようであり、結果に関心が集まる。利下げ幅が0.50%なら織り込みということになり、英中銀の声明での今後の政策姿勢が重要になる。0.50%より小さければポンド買い(ドル売り)、0.50%より大きければポンド売り(ドル買い)に反応するだろうが、ドル・円については、クロス円に影響される傾向が依然強いため、ポンド・円の動きに連れる可能性が高いと考えられる。その他の材料では、昨日発表された12月ADP全米雇用報告の予想を上回る悪化を受けて、明日発表の米12月雇用統計の悪化懸念が強まっているなか、関連の先週分新規失業保険申請件数の結果が注目されそうだ。前回よりは増加(悪化)するとの見方だが、予想より良かった場合でも、明日までは米雇用情勢の悪化懸念ムードを後退させるのは難しく、ドルの上値が重い状態が続く可能性がある。 【今日の欧米市場の予定】 19:00 ユーロ圏・12月業況感指数(予想-2.72、11月-2.14) 19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP改定値(前期比予想-0.2%、前期-0.2%) 19:00 ユーロ圏・11月失業率(予想7.8%、10月7.7%) 20:00 独・11月鉱工業受注(前月比予想-1.1%、10月-6.1%) 21:00 英中銀政策金利発表(現在2.00%、0.5%利下げの可能性) 22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想54.5万件、前回49.2万件) 04:00 トリシェECB総裁がスロバキアのユーロ参加記念式典に出席 05:00 米・11月消費者信用残高(予想-5億ドル、10月-35.4億ドル) 06:00 ホーニング米カンザスシティー連銀総裁講演 ユーロ・円は、東京株式市場の下落を受けてドル・円、クロス円の売りが優勢になっており、126円台から124円台まで軟調推移している。125円を切ったことで、目先売りが強まる可能性がある。豪ドル・ドルは0.70台から0.71台で、豪ドル・円は63円台から66円台で推移。昨日NYダウの大幅下落、今日発表された豪11月の住宅建設許可件数が大幅減少、12月の建設業況指数が過去最低となったことを受けて豪ドル売りが優勢になっている。
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