●ソロス氏ら財団結成、インディマック銀行部門を買収へ

[曹操さん]

   

2008年7月に経営破たんし、米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）の管理下にあったインディマック・バンコープにはこのほど、米著名投資家のジョージ・ソロス氏をはじめとする13億米ドル（約1197億円）の資金投入する「救世主」が現れた。捜狐証券が5日付で伝えた。「救世主」となったのは、投資ファンドなどで構成される財団で、ＪＣフラワーズやヘッジファンド・ポールソンをはじめ、著名投資家のジョージ・ソロス氏やパソコンメーカー、デル（ＤＥLＬ）のマイケル・デル最高経営責任者（ＣＥＯ）の関連会社など個人も含む5社。新会社にはＳｔｅｖｅｎ Ｍｎｕｃｈｉｎ元ゴールドマン・サックス社副総裁で現デューン・キャピタル・マネジメントの幹部がＣＥＯと総裁を兼任する。ＦＤＩＣによると、財団は約139億米ドル（約1兆2,799億円）の提示額に応じており、手続き成立後は、13億米ドルを買収先に投じる。インティマック・バンコープの欠損については、財団が2割、ＦＤＩＣが残りを負担することになるという。（サーチナより）中国株