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●バフェット氏の「教え」、大切なのは企業の将来像

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏はフロリダ大学で講演した際、株投資の「教え」として、有望企業が将来どのように変化するかを見極めることが重要で、それがいつになるかは大切ではないと紹介した。25日付で外匯報が伝えた。バフェット氏はコカ・コーラ株を例に挙げ、企業の株式を買うタイミングをつかむのは難しいと指摘。コカ・コーラが1919年に上場した際の公募価格は40米ドル。その1年後、同社株は砂糖の高騰などが響いて19米ドルにまで下落した。その後も、世界大恐慌、第二次世界大戦などの異常事態が立て続けに起き、投資家が買い入れるのに良いタイミングは訪れなかった。ただもし、上場時の40米ドルでコカ・コーラ株を1株買い、その配当資金で地道に買い増して、現在の保有価値が5000万米ドルにまでに膨れ上がったのならーーそれまでのすべての過程は吹き飛ぶ。「有望企業の株式を保有していれば、その後にどんなハプニングがあるかということはみじんも心配しない。その会社が将来どのように変化するかをイメージしている」とバフェット氏。バフェット氏のモットーは自分が得意とする分野に特化すること。これによって90%の企業が投資対象から外れる。そして残った企業から対象を選ぶ際に大切となるのが企業競争における「城壁」の厚さだ。30年前、コカ・コーラとコダックの城壁はともに厚く、他社がこれを責め崩すことは難しった。ただコダックの城壁は、競合の富士フイルムの猛攻撃に遭い、手薄になった。とりわけ同社が長年独占してきた五輪スポンサーを富士フイルムに開け放したころから、両社の勢力図は均衡に達した印象が強い。一方でコカ・コーラの城壁は30年前よりもさらに厚くなった。この城壁の変化は日々刻々と変化しているが分かりづらく、10年経ってようやく如実に表れる。バフェット氏は、城壁を固めつづけ、それを保護し、競合に付け入るすきを見せない企業を投資対象として探す。そしてこうした企業は、単純な商品を生産する企業の中から見出す。たとえばチューインガムメーカー。インターネットの普及が人々のガムの食習慣を変えることはない。10年後も20年後もやはりガムを噛んでいるだろう。10年後の企業がどのようになっているかをイメージできるかが投資の上で大切となる。(サーチナより)
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