黒の思い出 5年2月22日(水) 14時57分

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

堅実さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ312件目 / 全909件次へ »
ブログ

黒の思い出 5年2月22日(水) 14時57分

 2月22日は、猫の日だそうだ。にゃん、にゃん、にゃん、で、猫の日か。核家族、一人家族で、孤独社会が、こうなったのだろう。人との付き合いが、面倒だとか。人との出会いが、無いとかで、犬や猫、インコなどが、飼われているのだろう。


小生にも、猫の思い出がある。小学2年から、中学2年まで、前橋の安達さんから貰った子猫だ。当初は2匹だった。母が自転車の竹の籠(畑の野菜などを入れる籠、自転車の後ろに付ける)に入れて、貰ってきた。


安達さんは、お礼と、猫との別れに「煮干し」を一袋、一緒に籠の中に入れた。当時は、そんな、ならわしだった。それを、猫たちは、自転車の籠の中で、食べていた。


 2匹の中、かわいい三毛猫は、兄が追いかけて、急いで走って逃げて、生えている竹に、頭をぶつけて、そのまま、死んでしまった。もう一匹は、模様が汚い、ぶち猫で、茶色と黒の、中間色なので、「黒」と名ずけた。


 黒は、冬の寒い夜は、布団の前で「にゃあ」と鳴く。布団を持ち上げると、中に入り込み、直ぐに鼻を「ごろごろ」鳴らす。しばらくして温まると、外に出てゆく。そして、また冷たくなった身体で、「にゃあ」と鳴き、布団の中に、潜り込む。


 黒は、2階にいる時に、その時は、まだ、三毛猫も生きている時に、1階で、戸棚の引き出しの金具を、カタカタと鳴らすと、急いで2階から走ってくる。煮干しを2つ、上げると、それを食べる。パブロフの条件反射である。


 大きくなった黒は、時々鼠をとってくる。直ぐには食べないで、必ず得意な表情で、家の家族に見せる。そして庭の隅で、口から離し、鼠の動くのを、じっと見ている。1メートルくらい離れると、前足で鼠を抑え、また口にくわえて離す。鼠は、恐怖のためか動かなくなる。そうすると、片足でちょろちょろと、鼠を動かす。そして、じっと見ている。遊んでいるのかどうか、分からないが、最後には、がりがり、ぶりぶりと、音を出し食べてしまう。


 そんな黒も、中学2年生の秋、衣類を重ねた上で、死んでしまった。この頃は、動きがぎこちなく、痴ほうがあったらしく、小便を、あちこちに出していた。安らかな死だった。7年間生きた。


猫は死ぬと、迷って家に戻ってくる。その時には、悪霊となると聞いていた。道が3つに別れている場所に埋めると、戻ってこられないと聞いていた。

 小生は、人口の川の、脇に埋めた。今でも、時々、黒を思い出す。「黒、遊んでくれて、ありがとう。あの世で、また会おう。そして、今度は、末永く、遊んで、おくれ。」

 

4件のコメントがあります
  • イメージ
    こんにちは。
    私も産まれたばかりの猫を保護していた事があります。
    世話をしていて、やり甲斐があって楽しい日々でした、
    しかし、病院に連れて行って人間の手で育てるのが早過ぎで、
    母乳が必要だったそうで猫は死んでしまいました。
    そして菩提寺で供養して弔いました。
    育てる難しさを感じて今ではネットでペットを見ています。
  • イメージ
    風車の弥吉さん
    2023/2/22 16:14
    こんこん。

      にゃんにゃんにゃん 煮干し一匹 欲しいにゃん  季楽庵
  • イメージ
    堅実さん
    2023/2/22 20:19
    ISAY企画  さんへ

    そうだったですか。小さい時は、牛乳でも、よく育ちます。

  • イメージ
    堅実さん
    2023/2/22 20:21
    風車の弥吉  さんへ

    「猫譲る、煮干し託して、幸せを」

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ