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相場は相場に聞け(その1)

皆さんこんにちは
久しぶりに制限なしの夏休みとあって、新幹線も行楽地も道路も人と車があふれているようです。こんな時に家にこもってブログを書いているなんて。株でたたかれて、外出する金がなくなったのでしょうか……。

それはそれとして、私も作家を目指して修行中、何か書いて発表しないと、世の中についてゆけなくなりますので、最近の相場感についての私のブログです。今のように相場の変動が激しい時は、自分で相場を感じ、自分の意志で行動しないと、結果はルーザーの仲間入りとなります。何しろこの世界はウィナーが出れば、必ずルーザーができる世界ですから。

最近の日本の相場の7連騰は何を意味するのでしょうか。一言でいえば「強気相場は政治の安定から」です。ご存じのように7月10日の参議院選挙で与党が大勝し、これで日銀の黒田さんの地位が安定しました。黒田日銀総裁は現行の超低金利政策を継続し、金利の引き上げをしないと明言したのです。

日銀としては、90年バブル崩壊時に当時の三重野総裁が世論に負けて連続して大幅難金利引き上げを行い、これで景気を冷やしその後の金融崩壊と20年不況を招いたことが、トラウマになっているものと思われます。

私は今の日本のインフレが、円安によるものではなく大幅な貿易収支の赤字によるものなので、日本の政策金利を少しばかり上げたところで、円安が収まり物価が安定するとは思いません。むしろ資源のない日本経済では、サプライチェーン国として自由な貿易を発展させることにより、貿易収支の改善が図れます。そうすることで、企業収益の改善、賃金引上げ、需要の拡大といった形でのGDPの向上が図れそうです。

これができるのは政治が安定している日本だけです。アメリカも、イギリスも、ドイツフ、ランスも政治は安定せず、当面は世界中がインフレ抑制のための高金利政策を進め不況に陥っています。日本は当面低金利のまま、実質的な貿易量の拡大がなくとも名目上の貿易額は増え、貿易収支の改善が進むと思われます。世界最低が維持され貿易戦争で。少なくとも年内は有利に立つことができます。

当面は円安見込みのファンド筋と日銀との為替戦争が続きますが、外貨準備の豊富な円は、高金利で借金をしているファンド筋より持久力があり、いずれファンド筋は白旗をあげて撤退するでしょう。すでに株式市場では、今まで売りに回っていたファンド筋は大幅な買い越しに転じています。「黄金の3年間は、株式市場では黄金の7連騰」になっているのです。

例により前置きが長くなりましたが、私の相場感は「カンカンの強気」です。何を買うかは(あるいは買っているか)は、長くなりますのでまた明日に……。

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