東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が900に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、精密機器、サービス、医薬品、海運、ガラス土石など9業種が上昇。一方、鉱業、石油石炭、その他製品、電気ガス、輸送用機器など23業種が下落、ゴム製品は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレ<8035>、リクルートHD<6098>、イビデン<4062>、HOYA<7741>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>が軟調だった。
急ピッチの上昇で史上最高値を更新したこともあり、利食い売りが入りやすかっただろう。セクターをみても、前日に強い動きをみせていた鉱業、石油石炭の弱さが目立っており、リバランスの動きといったところである。また、中国商務省が6日、軍民両用品の日本向け輸出を禁止すると発表し、日中関係悪化による先行き不透明感が売りを誘った。もっとも、レアアースレス関連株が買われるなど、冷静な動きをみせており、投資家の物色意欲の強さが窺えた。
日経平均は52000円を割り込んだものの、年初2日間の上昇幅に比べれば調整の範囲内との受け止めが多いほか、東証プライム市場の5割超が上昇するなど、先高期待は強そうである。また、グロース250指数は小幅ながら3日続伸とリバウンドの動きをみせてきており、日経平均がこう着感を強める局面においては、個人投資家主体での中小型株物色に向かわせそうである。
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