東証プライム市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄が900を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、電気ガス、機械、不動産、輸送用機器、保険など19業種が上昇。一方、その他製品、情報通信、空運、陸運、銀行など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が軟調だった。
トランプ米大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに対して8月1日から30%の関税を適用すると表明するなど強硬姿勢をとっており、世界景気への悪影響が懸念され、先週末の米国市場では主要株価指数は下落した。東京市場もこの流れを受けて売りが先行した。20日の参院選を前にした中盤情勢で、国内メディアが「自公で過半数割れの可能性」と報じており、政局不安などが意識されたことも投資家心理を圧迫し、日経平均の下げ幅は一時300円に迫る場面があった。ただ、下値のめどとして意識されている25日移動平均線に接近してくると、押し目を拾う動きもみられた。
仮に参院で与党が過半数割れとなれば、大規模な財政出動が現実味を増し、長期金利の上昇が警戒され、これが日本株売りにつながることへの懸念がくすぶっている。一方、税収増という財政余力を背景に野党が主張するガソリン減税などの政策が進展すれは、家計の購買力が高まり、企業業績の向上を通じて株式市場に追い風になるとの声も聞かれ、強弱感が対立している。主力株よりも景気動向に左右されにくい小型株に投資家の注目が集まっている。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
SBGのニュース一覧- 13時の日経平均は3円安の5万398円、アドテストが105.62円押し下げ 今日 13:01
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に3日続伸、コナミGが1銘柄で約16円分押し上げ 今日 12:46
- 後場に注目すべき3つのポイント~米株高支えも上値重く 今日 12:41
- 日経平均は続伸、米株高支えも上値重く 今日 12:16
- 株価指数先物【昼】 +1σが抵抗もショートは仕掛けにくい 今日 11:59
マーケットニュース
- 13時の日経平均は3円安の5万398円、アドテストが105.62円押し下げ (12/23)
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上げ幅縮小 (12/23)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位に任天堂 (12/23)
- 米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク買いが下支えも (12/23)
おすすめ条件でスクリーニング
ソフトバンクグループの取引履歴を振り返りませんか?
ソフトバンクグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。