東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、サービス、不動産、電気機器など10業種が上昇。一方、銀行、小売、電気ガス、陸運など23業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、イオン<8267>、コナミG<9766>が軟調だった。
前日の米国市場では、直近で売られていたハイテク株が買い戻された。また、暗号資産(ビットコイン)が上昇したことが投資マインドを上向かせ、主要株価指数は上昇した。なかでもSOX指数が2%近く上昇したため、東京市場でも半導体やAI関連を中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時800円を超えた。一方、このところ堅調地合いが続いたメガバンクなど銀行株などは利食いから軟調。
日経平均は大幅に続伸したが、ソフトバンクG、東エレク、アドバンテスの3銘柄で約629円押し上げており、一部の値がさ株が指数を押し上げる形だった。メガバンクなどには利益確定の売りが優勢となるなど、足元でのTOPIX型優位の状況からのリバランスの動きに向かわせているようだ。日米の金融政策の変更は既に織り込んでいるとみられるなか、ポジションをニュートラルに戻す形から、目先的には日経平均型優位の展開が意識されそうだ。
<CS>
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