東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、金属製品、海運、陸運、非鉄金属など21業種が上昇。一方、電気機器、パルプ紙、卸売、輸送用機器など12業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、フジクラ<5803>、大塚HD<4578>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、TDK<6762>が軟調だった。
前日の米国市場は、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズの決算が失望感を誘いハイテク株を中心に売られた。SOX指数が3%を超える下落率となったことから、東京市場でも半導体関連株を中心に値を消す銘柄が増えた。一方、市場予想を上回る好決算や大規模な自社株買いを発表したアドバンテスが連日で上場来高値を更新し、1銘柄で日経平均を約145円支えていた。
日銀会合では、大方の想定通り金融政策の現状維持が決まったが、取引終了後に予定される植田総裁の記者会見でどのような見解を示すのかに感心があるようだ。9月会合時に述べた「政策判断には時間的余裕がある」との見解を繰り返せば、利上げ観測の後退からドル円相場は円安に大きく振れる可能性があり注目されるだろう。また、米国では、9月の個人消費支出(PCE)物価統計などの経済指標が発表される。インフレの強さが示され、米国の利下げ観測を大きく後退させるものになるのかも確認したい。
<CS>
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