東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉄鋼、海運、金属製品、建設、非鉄金属が堅調。半面、水産農林、電力ガス、ゴム製品、情報通信が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>の2銘柄で日経平均を約76円押し上げている。一方で、ソフトバンクG<9984>が重石に。
日経平均は2日間の上昇において、オプション権利行使価格の21125円処から21875円処までの切上がりをみせている。現時点では21750円と21875円のレンジ内での推移となるが、米国市場が強い動きをみせてくるようだと、SQ値で節目の22000円突破が意識されてくる。SQ通過によりファンド筋はクリスマス休暇入りとなり、年末に向けて商いは一段と細る可能性があるが、ヘッジファンドの換金に伴う売りも一巡するため、外部環境の落ち着きがみられる局面においては、修正リバウンドに向かいやすい展開も意識されやすいだろう。
また、SQ通過後は商いが細る中で、個人主体の売買にもなりやすい。マザーズ指数は小幅な上昇ではあるが、辛うじて5日線を突破し、25日線に接近する動きをみせている。短期筋の利食いも出やすい需給状況ではあるが、それ故に資金の回転の速さからシコリは残りづらいため、仕切り直しに向かう動きも速いだろう。来週のソフトバンク上場の資金還流期待も次第に意識されてくることになり、来年も注目されようAIやキャッシュレスなどのテーマ性のある銘柄などを見直す動きが活発化してきそうだ。
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