インバウンド需要味方につける割安銘柄
2月9日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比20.7%増の3億7900万円に伸びた。
中食需要が拡大する中、食品スーパー向けの厨房機器の販売が伸びている他、訪日外国人観光客増加を背景としたホテル関連で需要を捉えていることが貢献している。
省スペース設計・効率的調理の実現を訴求し、新規顧客開拓に弾みをつけ、インバウンド需要は来期以降も収益環境には追い風になるだろう。株価指標面ではPBRが0.6倍と割安感が強い。
チャート面では前回高値を上抜け年初来高値更新。移動平均線はゴールデンクロスを形成してることから、高値更新に弾みがつくだろう。
業種:卸売業
時価総額:76.21億円
PER:19.04倍
PBR:0.66倍
11:10追記 前場の時点で大幅高。15年7月につけた高値347円を上抜き一時357円をつけ、約10年ぶりの水準まで戻した。更なる高値追いに期待する。