ナスダック総合指数は大幅に続落。こうした流れを受け日経平均は74.17円安でスタート。前日に大きく調整していたこともあり、すぐに切り返すと一時プラスに転じた。
しかし、イベント前に大きく買い戻す動きには乏しく、前引けにかけては再びマイナスに転換。後場は改めてプラス圏に浮上したが様子見ムードが強く、前日終値近辺でのもみ合いにとどまった。
大引けの日経平均は前日比27.08円高の28459.72円となった。東証1部の売買高は9億
9023万株、売買代金は2兆3117億円だった。セクターでは輸送用機器、証券・商品先物取引業、サービス業などが上昇率上位に並んだ一方、海運業、精密機器、ゴム製品などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は34%となった。
個別では、前日のバッテリーEV戦略に関する説明会が評価されたトヨタ自<7203>が3%超と買われ、デンソー<6902>は4%超と大幅に上昇、三井ハイテク<6966>も6%超上げた。そのほか、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、日本電産<6594>など主力株が堅調。JR東日本<9020>やJAL<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>など旅行関連もしっかり。好決算や中計目標の上方修正が材料視されたジェイ・エス・ビー<3480>は急伸し東証1部の上昇率トップとなった。ハイブリッドイベントに対応するサービスの提供を開始したブイキューブ<3681>や国内証券が格上げしたUSENNEXT<9418>も急伸し、上昇率上位に並んだ。
一方、川崎汽船<9107>が7%超と急落し、郵船<9101>や商船三井<9104>も大きく下落。HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>などの半導体関連株で売りが目立つものが散見され、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、信越化学<4063>、キーエンス<6861>など値がさ株の一角も軟調。今期見通しや中計目標が市場期待を下回った神戸物産<3038>はもみ合いの末に売り優勢。業績予想の下方修正が嫌気されたエニグモ<3665>は急落し、東証1部の下落率トップとなった。最高裁の決定を受けて買収プレミアムへの期待感が剥落した関西スーパー<9919>も急落し、下落率上位に並んだ。そのほか、8-10月期の営業減益が失望感を誘ったヤーマン<6630>が大幅に下落した。
<YN>
この銘柄の最新ニュース
関西フードMのニュース一覧- 今週の【重要イベント】日銀会合、FOMC、米雇用統計 (7月29日~8月4日) 2024/07/28
- 来週の【重要イベント】日銀会合、FOMC、米雇用統計 (7月29日~8月4日) 2024/07/27
- 今週の【上場来高値銘柄】キユーピー、キヤノンMJ、JR九州など36銘柄 2024/07/27
- 当社株式の上場廃止に関するお知らせ 2024/07/26
- <07月23日の十字足示現銘柄(売りシグナル)> 2024/07/24
マーケットニュース
- 東京株式(寄り付き)=やや買い優勢、円安と米ハイテク株高などが追い風に (12/24)
- 日経平均24日寄り付き=48円高、3万9210円 (12/24)
- ニッパツが切り返し急、発行済み株式6%強に当たる自社株買い発表などを好感◇ (12/24)
- ホンダがカイ気配のまま上昇、上限1兆1000億円の自社株買いをサプライズ視◇ (12/24)
おすすめ条件でスクリーニング
関西フードマーケットの取引履歴を振り返りませんか?
関西フードマーケットの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。