東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数は1500に迫り、全体の9割を占めた。セクター別では、陸運、食料品、不動産の3業種が上昇。一方、銀行、非鉄金属、石油石炭、保険、鉱業など30業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、テルモ<4543>、セコム<9735>、ニトリHD<9843>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、ファナック<6954>が軟調だった。
相互関税に伴う景気や企業業績の悪化懸念、貿易戦争に発展するのではないかという不安感などを背景に前日の欧米市場は大幅に下落。日経平均は35000円、34000円と連日節目を割り込む急落を演じており、突っ込み警戒感から値ごろ買いなどが入り、下げ幅をやや縮める場面もあったものの、底入れが見極めにくいなかで押し目を拾う動きは限られた。中盤にかけて日経平均は下げ幅を広げ、一時1400円を超える場面があった。
大幅な下落によって来週は自律反発局面を迎える可能性がありそうだが、投資家の関心は、米政府と各国との交渉の行方に移っている。交渉により関税率の引き下げが実現するのか見定めたいところだ。交渉が進展し、関税率が引き下がるなら、投資マインドも上向く可能性が高く、相互関税の発動を前に各国との交渉に関する報道には警戒が必要だろう。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
ニトリHDのニュース一覧- 日経平均は反落、日銀会合控え様子見 今日 12:18
- 日経平均18日前引け=反落、505円安の4万9006円 今日 11:31
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約116円分押し上げ 2025/12/17
- 日経平均は反発、方向感に欠ける展開 2025/12/17
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反発、アドバンテストが1銘柄で約77円分押し上げ 2025/12/17
マーケットニュース
- 「ペロブスカイト太陽電池」が6位にランク、高市首相に続き赤沢経産相も注力姿勢を示す<注目テーマ> (12/18)
- 東京株式(前引け)=反落、AI・半導体関連株売られ下げ幅一時800円超 (12/18)
- ◎18日前場の主要ヘッドライン (12/18)
- ソフトバンクG---大幅反落、米オラクルが出資交渉頓挫懸念で株価下落 (12/18)
おすすめ条件でスクリーニング
ニトリホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
ニトリホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。