―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 NCS&A <9709>
20年3月期の連結最終利益を従来予想の6.8億円→12.8億円(前期は5.7億円)に88.2%上方修正し、増益率が18.7%増→2.2倍に拡大し、29期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 手間いらず <2477>
20年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.1%増の6億円に拡大し、通期計画の11.6億円に対する進捗率は51.7%に達し、5年平均の47.0%も上回った。
★No.3 三協フロンテ <9639>
20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.3%増の51.7億円に伸び、通期計画の70億円に対する進捗率は5年平均の71.1%を上回る73.9%に達した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9709> NCS&A 東2 +17.47 2/ 3 3Q 65.20
<2477> 手間いらず 東M +9.31 2/ 3 上期 50.12
<9639> 三協フロンテ JQ +4.00 2/ 3 3Q 19.32
<7643> ダイイチ JQ +1.90 2/ 3 1Q 5.18
<4563> アンジェス 東M +0.68 2/ 3 本決算 -
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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